5 Oracle VMユーザー・ドメインの管理
Oracle VMは、InfiniBandネットワーク・ファブリックを使用するOracle Exadata Database Machineシステム全体で使用されるXenベースの仮想化テクノロジです。
- Oracle VMおよびOracle Exadata
Oracle Exadataをデプロイするときに、データベース・サーバーにOracle VMを実装できます。 - ベア・メタルOracle RACクラスタからOracle VMのOracle RACクラスタへの移行
- 実行中のドメインの表示
- ユーザー・ドメイン・コンソールの監視
- Oracle Enterprise Managerを使用したOracle VMの監視
Oracle Enterprise ManagerのExadataプラグインは、Oracle Enterprise Managerの仮想インフラストラクチャ・プラグインと組み合せて、仮想化されたOracle Exadata Database Machineを検出、管理および監視します。 - ユーザー・ドメインの開始
- Oracle VMユーザー・ドメインの自動起動の管理
デフォルトでは、ユーザー・ドメインは、作成するとき、管理ドメインが起動するときに自動的に起動するように構成されます。この機能は必要に応じて有効/無効を切り替えることができます。 - ユーザー・ドメイン内部のユーザー・ドメインのシャットダウン
- 管理ドメイン内部のユーザー・ドメインのシャットダウン
- Oracle VMユーザー・ドメインでのOracle Databasesのバックアップおよびリストア
Oracle VMユーザー・ドメインでのOracleデータベースのバックアップとリストアは、物理ノードでのOracleデータベースのバックアップとリストアと同じです。 - ユーザー・ドメインに割り当てられたメモリーの変更
- ユーザー・ドメインに割り当てられた仮想CPU数の変更
- ユーザー・ドメインのディスク領域の増加
ユーザー・ドメインのLogical Volume Manager (LVM)のパーティション、スワップ領域およびファイル・システムのサイズは拡大できます。 - データベース・サーバーのディスク拡張キット追加後の/EXAVMIMAGESの拡張
データベース・サーバーにディスク拡張キットを追加するときには、適切な手順に従って、新しい領域を/EXAVMIMAGES
ファイル・システムに追加することが重要です。 - Oracle VMクラスタの追加
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用して、既存のOracle Exadataに新しいOracle VMクラスタを作成できます。 - OEDACLIを使用したOracle VMでのOracle RACクラスタの拡張
Oracle VMに既存のOracle RACクラスタは、Oracle Exadata Deployment Assistantコマンドライン・インタフェース(OEDACLI)を使用してユーザー・ドメインを追加することで拡張できます。 - Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseの存在しないユーザー・ドメインの作成
- ユーザー・ドメインの別のデータベース・サーバーへの移動
ユーザー・ドメインは、別のデータベース・サーバーに移動できます。 - Oracle VMデプロイメントの管理ドメインとユーザー・ドメインのバックアップ
- Oracle VMデプロイメントのリカバリ
重大な障害が発生してOracle VMが損傷した場合や、サーバー・ハードウェアを新しいハードウェアに交換した場合は、スナップショット・ベースのバックアップからOracle VMをリカバリできます。 - Oracle VMで実行するOracle RACクラスタの削除
クラスタ内で実行中のデータベースとそのデータベースが使用しているOracle Exadata Storage Serverに保存されたすべてのデータを含めて、Oracle VMクラスタのすべてのOracle RACノードを削除できます。 - ユーザー・ドメインの削除
Oracle VMのユーザー・ドメインは、OEDACLIまたはdomu_maker
ユーティリティを使用して削除できます。 - タグ付けされたVLANインタフェースの実装
このトピックでは、Exadata上のOracle VM環境内のタグ付けされたVLANインタフェースの実装について説明します。 - Oracle ExadataでのOracle VM Oracle RACクラスタ間のInfiniBandパーティションの実装
Oracle ExadataのOracle VMで実行しているOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)クラスタの場合、カスタムのInfiniBandパーティション、専用のパーティション・キーおよびパーティション化表を使用することで、Oracle RACクラスタごとにInfiniBandネットワークのネットワーク・トラフィックを分離できます。 - Oracle VM環境でのExachkの実行
Oracle Exadataでの仮想化は、Exachkバージョン12.1.0.2.2以降でサポートされています。