9.7.4.2 フル・データベースのスナップショットの作成
フル・データベースのExadataスナップショットを作成します。
次の図は、Exadataテスト・マスター・データベースおよびスナップショット・データベースのライフサイクルを示しています。ここでは、テスト・マスターはOracle Data Guardレプリカに基づいています。
テスト・マスター・データベースは、高可用性または障害時リカバリを提供するフェイルオーバー・ターゲットとして使用できないことに注意してください(Data Guard構成は、別の目的に使用される複数のレプリカを含むことができます)。テスト・マスターPDBと似ていますが、テスト・マスター・データベースは、対応するExadataスナップショットが存在している場合は変更できません。
テスト・マスター・データベースとして、リカバリ・モードの読取り専用スタンバイ・データベース(たとえばリアル・タイム適用のActive Data Guard)を使用することはできません。
テスト・マスター・データベースと対応するExadataスナップショットは、同じOracle ASMクラスタ環境に存在する必要があります。
ノート:
テスト・マスターがOracle RACデータベースの場合は、次のいずれかを実行する必要があります。
- スパース・クローン用に
CREATE CONTROLFILE
文ですべてのスレッドのREDOログを作成します。または - スパース・クローンのSPFILEにある
ONLINE_LOG_CREATE_DEST_1
初期化パラメータを使用して、REDOログにOracle Managed Filesを指定して、REDOログが自動作成されるようにします。
親トピック: スナップショットの作成