9.7.7.4 タスク4: 以前に作成したスパース・テスト・マスターを使用した新しいスパース・テスト・マスターの作成
新しいスナップショットのセットを作成して、新しいテスト・マスターと、プライマリからの変更内容を含めるための新しいスパース・ファイルを用意します。
テスト・マスターの完全なコピーを作成することなく、定期的にスタンバイ・データベースを使用して追加のスナップショットを作成できます。階層型スナップショット機能を利用して、前の3つのタスクで実行したプロセスを繰り返すことにより、これを行うことができます。新しいテスト・マスターは、REDOを適用している既存の最新のスナップショットの上に作成されます。このスナップショットは読取り専用となり、新しいスナップショットは、REDO適用処理を続行するように作成されます。
次を実行して、新しいテスト・マスター・タイムラインのスタンバイを構成します。
新しいスパース・テスト・マスターを作成するプロセスは9回まで繰り返すことができ、10レベルの環境が作成されます(元のスタンバイ・データ・ファイルと9つの階層型スナップショット)。このプロセスを9回繰り返すときには、プライマリ・データベースからREDOを受信するための新しいスナップショットを作成しないでください。
最大の10レベルに到達したら、次の複数のオプションから選択します。
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スタンバイ・データベースとスナップショットの複数のコピーを保持するための十分な領域がある場合は、別のスタンバイ・データベースに基づいた新しい階層型スナップショットのツリーを作成します。元のスタンバイ・データ・ファイルとスナップショットは、不要になるまで保持できます。
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スタンバイ・データベースとスナップショットの複数のコピーを保持するための十分な領域がない場合は、次の操作を実行します。
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スナップショットとそれに関連付けられたデータ・ファイル(テスト・マスターとして使用されているスナップショットを含む)を削除します。
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スタンバイをリフレッシュします。
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新しい階層型スナップショットのツリーを作成します。
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別の環境に新しいスタンバイ・データベースを作成し、新しい階層型スナップショットのツリーを作成します。