リカバリ・アプライアンスによるバックアップ・ポーリング・ディレクトリのバックアップの処理方法

バックアップがリカバリ・アプライアンスの記憶域にコピーされるようにポーリングを設定するには、リカバリ・アプライアンスの記憶域の場所ではないが、リカバリ・アプライアンスがアクセスできるバックアップ・ポーリング・ディレクトリを構成する必要があります。保護データベースは、ポーリング・ポリシーに指定されたポーリング・ディレクトリにバックアップを書き込みます。

リカバリ・アプライアンスは、新たに作成されたバックアップがないかどうかポーリング・ディレクトリをチェックします。バックアップが存在していると、リカバリ・アプライアンスは、ポーリング・ディレクトリにあるバックアップをリカバリ・アプライアンス内部の記憶域の場所にコピーして処理します。リカバリ・アプライアンスがバックアップをコピーするために十分な時間が経過してから、保護データベースがポーリング・ディレクトリからバックアップを削除します。図2-8にこの構成を示します。

図2-8 バックアップ・ポーリング

図2-8の説明が続きます
「図2-8 バックアップ・ポーリング」の説明