リカバリ・ウィンドウ

保護ポリシーを作成するときに、期間(通常は日数)を表す次の2つのリカバリ・ウィンドウ属性を定義できます。

  • ディスク・リカバリ・ウィンドウ目標

    ポリシーに割り当てられるデータベースごとに、リカバリ・アプライアンスは、現在の時刻からさかのぼって、この期間の任意の時点へのポイント・イン・タイム・リカバリをサポートしようとします。たとえば、リカバリ・ウィンドウ目標が15日間で、現在の日時が4月25日正午の場合、4月10日正午以降の任意の時点にポイント・イン・タイム・リカバリを実行することが目標です。4月26日正午であれば、4月11日正午以降の任意の時点にポイント・イン・タイム・リカバリを実行することが目標になります。

    ディスクの場合、この期間は目標であり、保証されるものではありません。ディスク領域が少なくなり、目標が達成できない状況が発生すると、リカバリ・アプライアンスはバックアップをパージすることがあります。各保護データベースの予約済ディスク領域プロパティを調整することによって、最低数のバックアップが確保されるようにできます。

  • SBT保存期間

    現在の日時からさかのぼって、この期間内の任意の時点へのポイント・イン・タイム・リカバリに対応できるように、割り当てられたデータベースごとのバックアップがテープに保存されます。SBTの場合、この期間は保証されます。