パフォーマンスの低いフラッシュ・ディスクの取外し

1つの不良フラッシュ・ディスクが、他の正常なフラッシュ・ディスクのパフォーマンスを低下させることがあります。問題のあるフラッシュ・ディスクは取り外す必要があります。「パフォーマンスの低いフラッシュ・ディスクの識別」を参照してください。

パフォーマンスの低いフラッシュ・ドライブを取り外すには、次のようにします。

  1. フラッシュ・ディスクがフラッシュ・キャッシュに使用される場合:

    1. ディスクと同期されていないデータ(ダーティ・データ)が、フラッシュ・キャッシュからグリッド・ディスクにフラッシュされるようにします。

      CellCLI> ALTER FLASHCACHE ... FLUSH
      
    2. フラッシュ・キャッシュを無効化して、新しいフラッシュ・キャッシュを作成します。フラッシュ・キャッシュを作成する場合、不良フラッシュ・ディスクを使用しないでください。

      CellCLI > DROP FLASHCACHE
      CellCLI > CREATE FLASHCACHE CELLDISK='fd1,fd2,fd3,fd4, ...' 
      
  2. グリッド・ディスクにフラッシュ・ディスクを使用する場合、不良ディスクの使用をすぐに停止するようOracle ASMに指示します。

    SQL> ALTER DISKGROUP diskgroup_name DROP DISK asm_disk_name FORCE 
    

    オフライン・パートナによって、FORCEオプションを使用したDROPコマンドが失敗する可能性があります。前述のコマンドが失敗した場合、次のいずれかを実行してください。

    • 他のサーバーまたはディスクの障害を修正して、Oracle ASMデータ冗長性をリストアします。その後、DROP...FORCEコマンドを再試行してください。

    • データを不良ディスクからリバランスするようにOracle ASMに指示します。

      SQL> ALTER DISKGROUP diskgroup_name DROP DISK asm_disk_name  NOFORCE
      
  3. 不良フラッシュ・ディスクに関連するOracle ASMディスクが正しく削除されるまで待機します。フラッシュ・ディスクを安全に交換できるようになると、ストレージ・サーバー・ソフトウェアによって自動的にアラートが送信されます。

  4. サービスを停止します:

    CellCLI> ALTER CELL SHUTDOWN SERVICES ALL
    

    前述のコマンドでは、オフラインのディスクがないか、predictive failureステータスのディスクがないか、またはミラーにコピーする必要があるディスクがないかをチェックします。Oracle ASM冗長性が損なわれていない場合は、コマンドによりOracle ASMでグリッド・ディスクがオフラインに変更され、サービスが停止されます。

    次のエラーは、サービスの停止によって冗長性の問題が引き起こされ、ディスク・グループが強制的にマウント解除される可能性を示しています。

    Stopping the RS, CELLSRV, and MS services...
    The SHUTDOWN of ALL services was not successful.
    CELL-01548: Unable to shut down CELLSRV because disk group DATA, RECO may be
    forced to dismount due to reduced redundancy.
    Getting the state of CELLSRV services... running
    Getting the state of MS services... running
    Getting the state of RS services... running
    

    このエラーが発生した場合は、Oracle ASMディスク・グループの冗長性がリストアされます。すべてのディスクのステータスが正常のときはコマンドを再試行します。

  5. サーバーを停止します。「ストレージ・サーバーの停止」を参照してください。

  6. 不良フラッシュ・ディスクを取り外して、新しいフラッシュ・ディスクと交換します。

  7. サーバーの電源を投入します。サービスが自動的に開始されます。サーバーの起動の一環として、Oracle ASMですべてのグリッド・ディスクが自動的にオンラインになります。

  8. 新規フラッシュ・ディスクをフラッシュ・キャッシュに追加します。

    CellCLI> DROP FLASHCACHE
    CellCLI> CREATE FLASHCACHE ALL
    
  9. すべてのグリッド・ディスクがオンラインであることを確認します。

    CellCLI> LIST GRIDDISK ATTRIBUTES asmmodestatus
    

    すべてのグリッド・ディスクのasmmodestatusONLINEまたはUNUSEDになるまで待機します。

次のようにフラッシュ・ディスクが追加されます。

  • グリッド・ディスクにフラッシュ・ディスクを使用する場合、グリッド・ディスクが新しいフラッシュ・ディスクに再作成されます。

  • これらのグリッド・ディスクがOracle ASMディスク・グループの一部であり、DROP...FORCEをステップ2で使用した場合、ディスク・グループの冗長性およびASM_POWER_LIMITパラメータに基づいて、ディスクがディスク・グループに追加し直され、データがリバランスされます。

  • ステップ2DROP...NOFORCEが使用された場合、グリッド・ディスクをOracle ASMディスク・グループに手動で追加し直す必要があります。