プレゼンテーション表とプレゼンテーション列の操作

このトピックでは、プレゼンテーション・レイヤーの表と列を作成および変更する方法について説明します。

プレゼンテーション表について

サブジェクト領域にはプレゼンテーション表が含まれ、プレゼンテーション表にはプレゼンテーション列とプレゼンテーション階層が含まれます。プレゼンテーション表は、ユーザーがビジュアライゼーションおよび分析を作成するために必要な列とデータを配置する直感的なカテゴリとして機能します。

ほとんどの場合、論理レイヤーからプレゼンテーション・レイヤーのサブジェクト領域に論理表をドラッグ・アンド・ドロップして、プレゼンテーション表を作成します。プレゼンテーション表の名前とオブジェクト・プロパティは論理表のプロパティとは無関係です。

ほとんどの場合、プレゼンテーション表には対応する論理表の列が含まれます。ただし、同じビジネス・モデル内の異なる論理表の列を含むプレゼンテーション表を作成できます。このような場合は、この方法でプレゼンテーション表を作成すると、ユーザーがこれらの列を選択したときに問合せエラーが発生する可能性があることに注意してください。

プレゼンテーション表の作成

論理レイヤーからプレゼンテーション・レイヤーに表をドラッグ・アンド・ドロップできない場合は、プレゼンテーション表を手動で作成します。

「非表示条件」フィールドを選択し、プレゼンテーション表を非表示にする式を記述できます。「プレゼンテーション・オブジェクトを非表示にする式の記述」を参照してください。

セマンティック・モデラーは、プレゼンテーション表の名前を変更しても別名を作成しません。表の以前の名前を追跡する必要がある場合は、代替名フィールドを使用して表の代替名を作成および管理することをお薦めします。代替名の詳細は、「プレゼンテーション・オブジェクトの代替名について」を参照してください。

  1. ホーム・ページで、「ナビゲータ」「セマンティック・モデル」の順にクリックします。
  2. 「セマンティック・モデル」ページで、セマンティック・モデルをクリックして開きます。
  3. 「プレゼンテーション・レイヤー」プレゼンテーション・レイヤー・アイコンをクリックします。
  4. 「プレゼンテーション・レイヤー」ペインで、「作成」作成アイコン「プレゼンテーション表の作成」の順にクリックします。
  5. 「プレゼンテーション表の作成」で、「名前」フィールドに移動し、プレゼンテーション表名を入力します。
  6. 「サブジェクト領域」に移動し、表を追加するサブジェクト領域を選択します。
  7. 「OK」をクリックします。
  8. プレゼンテーション表で、「一般」をクリックしてプレゼンテーション表の一般プロパティを設定します。
  9. オプション: 「説明」フィールドに、ビジュアライゼーションまたは分析を作成しているユーザーがサブジェクト領域の表にマウス・ポインタを重ねたときに表示される説明を入力します。
  10. オプション: 代替名フィールドに、プレゼンテーション表の代替名を入力します。
  11. オプション: 「非表示条件」フィールドを選択し、ユーザーがビジュアライゼーションおよび分析を作成するときにこのプレゼンテーション表を使用できるかどうかを制御する式を指定します。
  12. 「保存」をクリックします。

プレゼンテーション列について

プレゼンテーション列によって、ユーザーがビジュアライゼーションおよび分析を作成するために必要なデータが提供されます。

プレゼンテーション列は、属性列またはメジャー列のいずれかです。属性列には、GROUP BY句とDISTINCT句が適用されるディメンション論理表の列が含まれ、数値列であるメジャー列は、SUMなどの集計関数が適用されたファクト論理表の列です。

ほとんどの場合、論理レイヤーからプレゼンテーション表に論理列をドラッグ・アンド・ドロップして、プレゼンテーション列を作成します。ドラッグ・アンド・ドロップする列には一意の名前が必要です。ただし、プレゼンテーション表に論理列をドラッグ・アンド・ドロップできない場合は、プレゼンテーション表内にプレゼンテーション列を手動で作成できます。

1つの論理表から複数のプレゼンテーション表に列をドラッグ・アンド・ドロップできます。たとえば、ボリューム・メジャーを含むもの、シェア・メジャーを含むもの、1年前のメジャーを含むものなど、様々なメジャーのクラスを持つ複数のプレゼンテーション表を作成できます。

プレゼンテーション列の作成

論理レイヤーからプレゼンテーション・レイヤーに列をドラッグ・アンド・ドロップできない場合は、プレゼンテーション列を手動で作成します。

「非表示条件」フィールドを選択し、プレゼンテーション列を非表示にする式を記述できます。「プレゼンテーション・オブジェクトを非表示にする式の記述」を参照してください。

  1. ホーム・ページで、「ナビゲータ」「セマンティック・モデル」の順にクリックします。
  2. 「セマンティック・モデル」ページで、セマンティック・モデルをクリックして開きます。
  3. 「プレゼンテーション・レイヤー」プレゼンテーション・レイヤー・アイコンをクリックします。
  4. 「プレゼンテーション・レイヤー」ペインで、列を追加するプレゼンテーション表を見つけてダブルクリックします。
  5. プレゼンテーション表で、「列」をクリックし、「列の追加」をクリックします作成アイコン
  6. 表の「新規列」の行で、列の名前を入力し、[Enter]を押します。
  7. 新しい列が表で強調表示されていることを確認し、「詳細ビュー」をクリックします。
  8. オプション: 「説明」フィールドに、ビジュアライゼーションまたは分析を作成しているユーザーがサブジェクト領域の列にマウス・ポインタを重ねたときに表示される説明を入力します。
  9. 「論理列」に移動し、「選択」をクリックして、プレゼンテーション列を関連付ける論理列を選択します。
  10. オプション: 「非表示条件」フィールドを選択し、ユーザーがビジュアライゼーションおよび分析を作成するときにこの列を使用できるかどうかを制御する式を指定します。
  11. 「保存」をクリックします。

プレゼンテーション列名の変更

論理表または論理列をプレゼンテーション・レイヤーにドラッグ・アンド・ドロップすると、デフォルトでは、結果のプレゼンテーション列は、それらのベースになっている論理列と同じ名前になります。プレゼンテーション列のデフォルト名を、よりわかりやすい名前に変更できます。

セマンティック・モデラーは、プレゼンテーション列の名前を変更しても別名を作成しません。列の以前の名前を追跡する必要がある場合は、代替名フィールドを使用して列の代替名を作成および管理することをお薦めします。代替名の詳細は、「プレゼンテーション・オブジェクトの代替名について」を参照してください。

  1. ホーム・ページで、「ナビゲータ」「セマンティック・モデル」の順にクリックします。
  2. 「セマンティック・モデル」ページで、セマンティック・モデルをクリックして開きます。
  3. 「プレゼンテーション・レイヤー」プレゼンテーション・レイヤー・アイコンをクリックします。
  4. 「プレゼンテーション・レイヤー」ペインで、名前を変更する列を含むプレゼンテーション表を見つけて展開します。列をダブルクリックします。
  5. 「名前」に、列の新しい名前を入力します。
  6. オプション: 代替名に代替名を入力し、[Enter]を押します。列の代替名をさらに追加するには、このステップを繰り返します。
  7. 「保存」をクリックします。

プレゼンテーション列の削除

ビジュアライゼーションおよび分析を作成するユーザーに意味のある内容を提供しないプレゼンテーション列を削除します。

プレゼンテーション表から次のタイプのプレゼンテーション列を削除することを検討してください:

  • ビジネス上の意味がないキー列

  • ユーザーが表示する必要のない列。たとえば、テキストによる説明が別の列に存在する場合の製品コード列です。

  • ユーザーには読み取る権限がない列。

  1. ホーム・ページで、「ナビゲータ」「セマンティック・モデル」の順にクリックします。
  2. 「セマンティック・モデル」ページで、セマンティック・モデルをクリックして開きます。
  3. 「プレゼンテーション・レイヤー」プレゼンテーション・レイヤー・アイコンをクリックし、列を削除するプレゼンテーション表を見つけてダブルクリックします。
  4. プレゼンテーション表で、「列」をクリックします。
  5. 削除する列をクリックし、「行メニュー」をクリックして、「削除」をクリックします。
  6. 「保存」をクリックします。

エンド・ユーザーの表の並替えおよびネスト

ビジュアライゼーションおよび分析を作成するためにサブジェクト領域にアクセスするユーザーに対してサブジェクト領域の表を表示する順序とレベルを指定できます。

プレゼンテーション表を上または下に移動してサブジェクト領域におけるその位置を変更したり、表を右または左に移動してサブジェクト領域の他の表との関係を変更することができます。表を左右に移動すると、エンド・ユーザーには、ネストされたフォルダがサブジェクト領域に表示されます。

表の順序を変更しても、セマンティック・モデラーの「プレゼンテーション・レイヤー」ペインにプレゼンテーション表が表示される順序は変更されません。指定した表の順序とネストは、サブジェクト領域の「表」タブおよびエンド・ユーザーがアクセスするサブジェクト領域にのみ表示されます。表は実際にはドリルダウンでネストされておらず、オブジェクトの修飾名は同じままです。

サブジェクト領域に対して整合性チェックを実行すると、整合性チェックによって、親子プレゼンテーション表の割当てにおける循環が検出されます。また、親プレゼンテーション表を持たない子プレゼンテーション表を含むプロジェクト定義を検出して報告します。

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  2. 「セマンティック・モデル」ページで、セマンティック・モデルをクリックして開きます。
  3. 「プレゼンテーション・レイヤー」プレゼンテーション・レイヤー・アイコンをクリックします。
  4. 「プレゼンテーション・レイヤー」ペインで、エンド・ユーザーの表を並べ替えるサブジェクト領域を見つけてダブルクリックします。
  5. 「表」で、表をクリックして選択し、「上に移動」「下に移動」「右に移動」および「左に移動」ボタンを使用して、その位置を変更します。
  6. 「保存」をクリックします。