配賦基準方法の考慮事項

配賦ルールの定義時に、基準方法を指定します。基準方法により、ソース・プールの金額がターゲット明細間に分割される方法が決定されます。各ターゲット明細は、プロジェクトおよびタスクを示します。

配賦で使用される基準方法のリストを次に示します。

  • 均等に分割

  • ターゲット率および均等に分割

  • 按分

  • ターゲット率および按分

ここでは、配賦で使用される様々な基準方法を説明します。
様々な配賦基準方法およびターゲット・プロジェクトおよびタスク
ノート:

Oracle Projectsはクライアント拡張基準方法をサポートしていません。

均等に分割

この配賦ルールでは、ソース・プール金額がルールに含まれるすべての賦課可能ターゲット・タスク間で均等に分割されます。これが最も単純かつ直接的な基準方法です。

ターゲット率および均等に分割

各ターゲット明細に配賦する必要があるソース・プールのパーセントを指定します。指定されたターゲット率の合計は必ず100パーセントになる必要があります。配賦ルールによりターゲット明細に配賦する金額が計算され、賦課可能なタスク間で結果が均等に分割されます。

按分

配賦生成では配賦ルールで定義された属性を使用して、ターゲット・プロジェクトおよびタスク間で配分されるソース・プール金額の比率を導出します。この基準方法では、配賦ルールは基準属性を使用して、ルールにより定義されるすべてのタスク間でソース金額を配分します。「按分」基準方法により、ルールによるソース・プールの配分方法が厳密に管理されます。

ターゲット率および按分

配賦ルールはまずターゲット率を使用して明細に配賦する金額を計算し、次にその結果をすべてのタスク間で配分します。「ターゲット率および按分」基準方法により、ルールによるソース・プールの配分方法が厳密に管理されます。