パッチの適用
この項では、パッチでパッチ計画を作成してパッチ・テンプレートとして保存し、そのテンプレートから新しいパッチ計画を作成してパッチを適用する方法について説明します。
ノート:
パッチの適用が成功するためには、ホスト上で実行されているすべてのターゲットが、Enterprise Managerターゲットとして登録されている必要があります。そうでない場合、バイナリ・ビットにパッチが適用されているが、SQLには適用されないなどの部分的なパッチ適用が生じる可能性があります。
たとえば、4つのOracleホームと5つの実行中のデータベース・インスタンスを持つRACシステムの場合、パッチ適用プロセスが成功するには、4つのOracleホームと5つのデータベースのすべてがEnterprise Managerターゲットとして登録されている必要があります。
内容は次のとおりです。
- パッチ計画の作成
- パッチ計画へのアクセス
- パッチ計画の分析、準備およびデプロイ
- 正常に分析されたまたはデプロイされたパッチ計画をパッチ・テンプレートとして保存
- パッチ・テンプレートからのパッチ計画の作成およびパッチの適用
- Oracle Grid Infrastructureターゲットへのパッチ適用
- Oracle Identity Managementターゲットへのパッチ適用
- Oracle Siebelターゲットへのパッチ適用
- Oracle Service Busのパッチ適用
- Oracle Service Busパッチのロールバック
- 単一のパッチ計画でのWebLogicパッチとSOAまたはOracle Service Busパッチのデプロイ