インシデント・ルール・セットにおけるRCA結果の活用
前述のように、RCAは持続プロセスであり、新しいターゲットの停止イベントが受信されて処理される間に、ターゲットの停止イベントを原因、兆候またはいずれでもないとしてマークします。そのため、ターゲットの停止イベントは、受信されたときまたはその後RCAが追加のイベント情報を分析したときに、原因または兆候としてマークされる場合があります。
ターゲットの停止イベントはただちに解決する必要がある重要なイベントであるため、ほとんどのデータセンターでは、ターゲットの停止イベントのインシデントを自動的に作成します。これはお薦めのベスト・プラクティスであり、即時使用可能ルール・セットによって実装もされています。しかし、レスポンス・チームへの通知またはトラブル・チケットの作成に関しては、兆候インシデントの場合にそのようにすることは望ましくありません。一部のデータセンターでは、兆候イベントについてインシデントを作成しないことを選択する場合もあります。
そのため、RCAの結果は次のように活用できます。