4.3 Cesiumマップ・ビジュアライゼーションの使用
Spatial StudioではCesiumJSプラグインを使用して、Cesiumマップで3D TilesまたはCZMLデータを使用して3Dビジュアライゼーションを表示できます。
Cesiumマップを使用すると、3D環境で実世界の地理空間3Dデータを表示できます。Cesiumマップを使用して対話型の3Dビジュアライゼーションを作成するために、次のいずれかのファイルをSpatial Studioにアップロードできます。
- 3Dタイルセット: サポートされる形式は次のとおりです。
- 点群(
.pnts
) - バッチ3Dモデル(
.b3dm
)
- 点群(
- CZMLファイル:
czml
ファイル内のCZML形式のデータ
Cesiumマップ・ビジュアライゼーションを使用する場合は、次の点に注意することが重要です。
- 地理空間3Dデータ用の3D TilesまたはCZML形式のデータ・ファイルの生成は、Oracle Spatial Studioの外部にあるサード・パーティ・ソフトウェアを使用して実行する必要があります。
- 3D TilesおよびCZMLファイルは、Oracle DatabaseではなくSpatial Studioのサーバーのファイル・システムに格納されます。
- 現在、この機能ではマップ上での3D TilesおよびCZMLデータの表示のみをサポートしています。3D解析はサポートされていません。
4.3.1 Cesiumマップを使用した3Dタイルセットのビジュアル化
次のステップを使用して、Cesiumマップ上で3D Tilesが含まれるデータセットをビジュアル化できます。
この手順では、3D Tilesがアップロードされ、「アクティブ・プロジェクト」ページでデータセットがプロジェクトにすでに追加されていることを前提としています。3D Tilesが含まれるデータセットを作成するには、詳細について、「Cesiumデータセットからのデータセットの作成」を参照してください。
親トピック: Cesiumマップ・ビジュアライゼーションの使用
4.3.2 Cesiumマップを使用したCZMLデータのビジュアル化
次のステップを使用して、Cesiumマップ上でCZMLデータセットをビジュアル化できます。
この手順では、CZML形式のデータがアップロードされ、「アクティブ・プロジェクト」ページでCZMLデータセットがプロジェクトにすでに追加されていることを前提としています。
.czml
ファイルを使用してデータセットを作成するには、詳細について、「Cesiumデータセットからのデータセットの作成」を参照してください。
親トピック: Cesiumマップ・ビジュアライゼーションの使用