1 インストールおよび構成の概要
ノート:
Oracle Reportsはこのリリースに含まれていますが、非推奨になりました。Oracle Reports固有のインストール情報については、12.2.1.3.0ドキュメント・ライブラリを参照してください。この節の内容は以下のとおりです
インストール可能なコンポーネント
次の主要なコンポーネントを使用できます。
- Oracle Forms
- Oracle Reports
- Oracle HTTP Server
- Oracle Enterprise Manager for Fusion Middleware
Oracle Formsのインストールおよび構成ロードマップ
このロードマップでは、Oracle Formsのインストールに必要なステップの概要を示します。
一般的なOracle Formsのインストールと構成のために、実行する必要があるタスクを確認します。
ノート:
スタンドアロンForm Builderのインストール・オプションを使用する計画をしている場合、表1-2を参照してください表1-1 Oracle Formsのインストールのタスク
ステップ | タスク | 説明 | 追加情報 |
---|---|---|---|
1 | システムの環境を確認します | システム環境がOracle Fusion MiddlewareおよびOracle Formsの一般的なインストール要件を満たしていることを確認します。 | 「インストールの準備」に記載されている情報をお読みください。 |
2 | ソフトウェアを入手します | Oracle Formsをインストールおよび構成するために必要なソフトウェアをすべて入手します。 | Oracle Formsのインストールに必要なソフトウェアは、「Oracle Fusion Middlewareソフトウェアの入手」に記載されています。 |
3 | Oracle Java JDK (64ビット)のインストール | Oracle JDKは、インストール操作とインストール後の操作の両方に必要です。 | 動作保証されている必要なOracle JDKバージョンを特定するには、Fusion Middlewareの動作保証マトリックスを参照してください。 |
4 | Fusion MiddlewareインフラストラクチャのインストールおよびOracleホームの作成 | Oracle Formsでは、インストールにOracleホーム・ディレクトリが、構成時にWebLogic Serverドメインが必要です。 |
「Fusion Middlewareインフラストラクチャのインストール」で説明されているステップに従います。 Oracle WebLogic Serverの特定のバージョンのみがサポートされています。現在のリリースに対応するFusion Middlewareインフラストラクチャ・ディストリビューションをインストールすると、適切なバージョンが自動的に取得されます。環境の動作保証に関するその他の情報は、「動作保証、システムおよび相互運用性の要件の確認」で入手できます。 |
5 | Oracle Formsのインストール | Oracle Universal Installerを使用して、コンポーネントをインストールします。 | 「Oracle Universal Installerを使用したインストール」に記載されたステップに従います。 |
6 | リポジトリ作成ユーティリティの実行 |
Oracle Fusion Middlewareデータベース・スキーマを作成します。 ノート: ステップ7で構成ウィザードを実行するときにOracle Forms Developmentドメイン・テンプレートを使用する場合、このステップは必要ありません。 |
「リポジトリ作成ユーティリティの使用」に記載されたステップに従います。 |
7 | 構成ウィザードを使用したWLSドメインの作成および構成 |
構成ウィザードを使用して、WLSドメインを作成し、必要なコンポーネントを構成します。 ノート: SSOサポートのためにこの環境をOracle Access Managerと統合する場合は、必ずOracle HTTP Server (Collocated)を含めてください。 |
「構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成」および「Form Builder Standaloneのインストールおよび構成」に記載のステップに従います。 |
8 | サーバーを起動して構成を完了します |
ノード・マネージャを起動し、次にWebLogic管理サーバーを起動します。起動したら、ドメインの作成中に作成された管理対象サーバーを起動します(たとえば、WLS_FORMS)。これにより、構成プロセスが完了します。 ノート: インストール手順の詳細は、「Oracle Formsのインストールおよび構成」を参照してください。一部のコンポーネントでは、設定プロセスを完了するために構成後のステップが必要です。 ドメインでOracle Reportsを構成した場合は、「マシンのプロビジョニング」で、Reportsの構成後のステップを参照してください。 |
『Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のサーバーの起動と停止に関する項に記載されたステップに従います。 |
9 | 環境を確認します | インストールおよび構成が成功したことを確認します。 | 「インストールおよび構成の検証」で説明されるステップに従います。 |
スタンドアロンForm Builderのインストールおよび構成ロードマップ
スタンドアロンForm Builderのインストール・オプションを使用する場合に、実行する必要があるタスクについて確認します。
ノート:
このインストール・タイプにはランタイム・コンポーネントは含まれず、アプリケーション開発専用です。開発ランタイム・テストでは、完全インストールとWLSドメイン(Formsを含む)を使用するか、Oracle Forms Developmentドメイン・テンプレートを使用してドメインを構成します。
「Oracle Forms」および「Oracle Forms Development」テンプレートには、ランタイム・コンポーネントを含むアプリケーション開発のみに必要な設計時ツールが含まれています。
表1-2 スタンドアロンForm Builderのインストールのタスク
タスク | 説明 | 追加情報 |
---|---|---|
システムの環境を確認します | システム環境がOracle Fusion MiddlewareおよびOracle Formsの一般的なインストール要件を満たしていることを確認します。 | 「インストールの準備」に記載されている情報をお読みください。 |
ソフトウェアを入手します | Oracle Formsをインストールおよび構成するために必要なソフトウェアをすべて入手します。 | Oracle Formsのインストールに必要なソフトウェアは、「Oracle Fusion Middlewareソフトウェアの入手」に記載されています。 |
Oracle Formsインストーラの起動 | Oracle Formsのインストーラを起動し、ソフトウェアをインストールします。 |
開始準備が整ったら、「Oracle Formsインストーラの起動」を参照してください。 |
スタンドアロンForm Builderをインストールします | Oracle Universal Installerを使用して、コンポーネントをインストールします。 | 「Oracle Universal Installerを使用したインストール」に記載されたステップに従います。 |
Form Builder構成ウィザードを使用してスタンドアロンForm Builderを構成します | Form Builder構成ウィザードを使用して、コンポーネントを構成します。 | 「Form Builder Standaloneのインストールおよび構成」に記載のステップに従います。 |
環境を確認します | インストールおよび構成が成功したことを確認します。 | 「インストールおよび構成の検証」で説明されるステップに従います。 |