拡張概念
この項では、ヒューマン・ワークフローの拡張概念について説明します。
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ルールベースのルーティング
Oracle Business Rulesを使用すると、ルーティング・フローを動的に変更できます。使用すると、参加者がそれぞれのステップを完了するたびに、関連付けられているルールが起動し、そのルールからルーティング・フローをオーバーライドできます。
詳細は、「ビジネス・ルールを使用した詳細タスク・ルーティングの指定方法」を参照してください。
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ルールベースの参加者割当て
Oracle Business Rulesを使用すると、参加者に関連付けるユーザー、グループおよびロールのリストを動的に作成できます。
詳細は、「タスク参加者の割当て」を参照してください。
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ステージ
ステージは、参加者タイプの各ブロックに対して承認プロセスを編成するための1方法です。1つ以上のステージを順番に、またはパラレルで指定できます。各ステージ内で、1つ以上の参加者タイプ・ブロックを順番に、またはパラレルで指定できます。
詳細は、「タスク参加者の割当て」を参照してください。
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アクセス・ルール
割当て先が表示および更新できるタスクの部分を決定するアクセス・ルールを指定できます。たとえば、割当て先が読み取るタスク・ペイロード・データを構成できます。このアクションを使用できるのは、読取り権限のある割当て先のみです。割当て先も含めて、誰にも書込み権限はありません。
詳細は、「アクセス・ルールの概要」を参照してください。
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コールバック
ヒューマン・ワークフローでは、宣言的に指定可能な詳細な動作がサポートされていますが、一部の高度な状況では、さらに拡張可能な動作が必要になる場合があります。このような拡張性はタスク・コールバックによって可能となり、これらのコールバックは、BPELプロセスまたはJavaクラスの起動時に処理できます。
詳細は、「Javaコールバックの指定」を参照してください。