BPELプロセスの作成

これで、様々なSOAコンポジット・アプリケーションから共有データを参照し、使用できる状態になりました。この例では、様々なアプリケーションにBPELプロセス・サービス・コンポーネントを作成します。

BPELプロセスを作成するには:

  1. 様々なアプリケーションに新規BPELプロセス・サービス・コンポーネントを作成します。
  2. 「BPELプロセスの作成」ダイアログで、「入力」フィールドの右側にある「参照」アイコンをクリックします。

    「タイプ・チューザ」ダイアログが表示されます。

  3. 右上隅にある「スキーマ・ファイルのインポート」アイコンをクリックします。

    「スキーマ・ファイルのインポート」ダイアログが表示されます。

  4. 「URL」フィールドの右側にある「参照」アイコンをクリックします。

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

  5. ダイアログの最上部で「SOA-MDS」を選択します。
  6. 共有データを選択します。この例では、「JARプロファイルの作成および共有するアーティファクトの組込み」のステップ18でアーカイブへの組込みを選択したQuote.xsdファイルが選択されています。
  7. 「OK」をクリックします。
  8. 「スキーマ・ファイルのインポート」ダイアログで「OK」をクリックします。
  9. 「タイプ・チューザ」ダイアログで、Quote.xsdのノード(この例ではQuoteRequest)を選択し、「OK」をクリックします。
  10. 「BPELプロセスの作成」ダイアログで、「OK」をクリックして作成を完了します。
  11. 「アプリケーション」ウィンドウで、BPELプロセスのWSDLファイルを選択します。
  12. 「ソース」をクリックします。

    WSDLファイルには、次の定義が含まれています。

    <wsdl:types>
      <schema xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
        <import namespace="http://www.mycompany.com/ns/salesquote"
     schemaLocation="oramds:/apps/SOADemoComposite/xsd/Quote.xsd" />
      </schema>
    </wsdl:types>
    
  13. 必要に応じて、BPELプロセスのモデル化を続行します。
  14. BPELプロセスを組み込んだSOAコンポジット・アプリケーションをデプロイします。

    「タイプ・チューザ」ダイアログには「最近使用したファイル」フォルダが含まれ、このフォルダの情報はOracle JDeveloperセッションの間保持されます。たとえば、新しいBPELプロセスを作成し、SOAデザインタイムMDSリポジトリのスキーマから入力変数を定義する場合は、一度このスキーマに移動します。同じスキーマから出力変数を定義する場合は、そのスキーマは「最近使用したファイル」フォルダに引き続き表示されています。