ステップ1: プロパティ・セットの定義

最初に、プロパティ・セットを定義して「ステップ2: アラートの定義」で定義されるJMSアラートと関連付けます。JMS宛先やコネクション・ファクトリなどのプロパティ・セットの構成詳細を複数のJMSアラートと関連付けることができます。たとえば、JMSアラートの場合、宛先、キュー情報およびコネクション・ファクトリは、フォルト・ポリシーに構成された追加のJMSアラートによる参照が可能です。

ノート:

このリリースでは、電子メールアラートに対してプロパティ・セットを作成できません。

  1. 「プロパティ」タブをクリックします。表12-1に使用可能なフィールドの詳細を示します。

    表12-1 プロパティ・セットの選択

    説明 結果

    電子メール・アラート

    電子メール・アラートでは、このリリースのプロパティ・セットはサポートされていません。

    JMSキュー・アラート

    1. 「追加」をクリックして、JMSアラートに対するプロパティおよび値を指定します。次のプロパティおよび関連付けられた値は必須です。

    • jmsDestination: 構成されたキューまたはトピックのJNDI名で、ここでアラートがキューまたはパブリッシュされます。

    • connectionFactory: 使用する構成済コネクション・ファクトリのJNDI名。

    図12-12に、JMS宛先およびコネクション・ファクトリ値で構成されたプロパティ・セットを示します。

    図12-12 JMSプロパティ・セットの構成

    図12-12の説明が続きます
    「図12-12 JMSプロパティ・セットの構成」の説明

    定義済JMS propertySetセクションを含む、完全に定義されたフォルト・ポリシー・ファイルの例については、「自動フォルト・リカバリのフォルト・ポリシーを手動で設計する方法」のステップ4を参照してください。