7.7.12 LIST

用途

LISTコマンドは、Oracle Exadata System Softwareオブジェクトの属性を表示します。表示されるオブジェクトは、名前またはフィルタで特定できます。

構文

LIST object_type  [ name | attribute_filters] [attribute_list] [DETAIL]  \
[ORDER BY attribute [ASC| DESC][, attribute [ASC| DESC], ...] \
[LIMIT integer]

使用上のノート

  • DETAILオプションまたは属性リストを指定せずにobject_typeのみを指定してLISTを使用すると、このタイプの既存のオブジェクトの名前または属性のデフォルト・リストが表示されます。

    • status属性を持つオブジェクト・タイプの場合は、オブジェクト名およびステータスが表示されます。
    • METRICHISTORYオブジェクト・タイプの場合は、収集時間、オブジェクト名および値が表示されます。
    • PHYSICALDISKおよびLUNオブジェクト・タイプの場合は、ID属性が表示されます。
    • ALERTHISTORYオブジェクト・タイプの場合は、時間およびアラート・メッセージが表示されます。
    • KEYオブジェクト・タイプの場合は、キー値が表示されます。
  • 各オブジェクトについて表示される属性は、属性リストを使用して指定できます。

    DESCRIBEコマンドを使用すると、任意のオブジェクト・タイプについて属性をすべて一覧表示できます。

  • 表示されるオブジェクトは、属性フィルタにより決定されます。メトリックの数は多いため、コマンドの出力を絞り込む場合はLIST METRICCURRENTまたはLIST METRICHISTORYコマンドの使用時にフィルタを使用してください。空白またはタブを含む文字列である属性値は、引用符で囲む必要があります。

  • DETAILオプションのないデフォルトの書式では、各オブジェクトが個別の行に表示され、指定した属性リストの順にタブで区切られた属性値が続きます。

  • DETAILを使用した書式の場合は、特定のオブジェクトの各属性が個別の行に表示され、属性名の後に値が表示されます。表示される各オブジェクトは、空白行で区切られます。

  • 設定されていない属性は、DETAILオプションでは表示されません。これに対し、空の値に設定されている属性はDETAILオプションで表示されます。

  • ORDER BYオプションは、昇順または降順で属性に順序を付けます。デフォルトは、ASCです。

  • LIMITオプションは、表示される属性数の制限を設定します。LIMITORDER BYオプションとともに使用されている場合、最大値は100です。