9.12 LIQUIBASE

データベース差分コマンド

新しいコマンド 説明
diff 2つのデータベース間の差分の説明を標準出力に書き込みます。
diff-changeLog 指定したデータベース間の差分を変更ログに追加します。サポートされている任意の変更ログ・フォーマットで追加できます。

データベース・ロールバック・コマンド

新しいコマンド 説明
rollback タグが適用されたときの状態にデータベースをロールバックします。
rollback-sql rollbackByTagコマンドを使用すると、RAW SQL Liquibaseを生成するヘルパー・コマンドが実行されます。
rollback-to-date データベースを、指定した日時にあった状態にロールバックします。
rollback-to-date-sql rollback-to-dateコマンドの使用中にSQL Liquibaseが実行されることを検査できるヘルパー・コマンドが実行されます。
rollback-count 最後の<value>回の変更セットをロールバックします。
rollback-count-sql 最後の<value>回の変更セットをSTDOUTにロールバックするためのSQLを記述します。
future-rollback-sql 変更ログの変更が適用された後、データベースを現在の状態にロールバックするためのSQLを記述します。
future-rollback-count-sql 未デプロイの変更セットに関連付けられた変更回数を順番に戻すためにLiquibaseが使用するSQLを生成します。この変更は、変更ログ・ファイルに追加されます。
future-rollback-from-tag-sql 指定したタグに加えられたすべての未デプロイの変更をロールバックする際に必要になるRAW SQL Liquibaseを生成します。

データベース・スナップショット・コマンド

新しいコマンド 説明
data データの変更ログを生成します。
generate-apex-object データベースからapexオブジェクトを生成します
generate-controlfile 新しい変更ログの開始に使用できる空の制御ファイルを生成します。
generate-db-object データベースからデータベース・オブジェクトを生成します
generate-ords-module, generate-ords-schema データベースからordsオブジェクトを生成します
generate-schema サポートされているすべてのオブジェクトをスキーマおよびコントローラ・ファイルに生成します。
generate-changelog Liquibaseを新しいプロジェクトに追加するときに、データベースから変更ログを生成します。これは、出力をXMLとして変更ログに保存することを除き、スナップショットと同義です。
snapshot 現在のデータベース・スキーマを収集し、その情報をSTDOUTに表示します。オプションを使用すると、スキーマをJSON形式で保存でき、JSONスナップショットは比較データベースとして機能できます。
update-to-tag-sql SQLコードLiquibaseが実行されることを検査するヘルパー・コマンドは、update-to-tag <tag>コマンドの使用時に実行されます。

データベース更新コマンド

新しいコマンド 説明
update データベースを現在のバージョンに更新します。
update-sql updateコマンドの使用時にLiquibaseが実行するSQLコードを検査できるヘルパー・コマンド。
update-count 次の<value>回の変更セットを適用します。
update-count-sql 次の<value>回の変更セットをSTDOUTに適用するためのSQLを記述します。
update-testing-rollback データベースを更新し、変更をロールバックしてから再度更新します。
update-to-tag 最新の変更セットから、指定し、前に摘要したタグを含む変更セットに順次変更を適用します。
update-to-tag-sql SQLコードLiquibaseが実行されることを検査するヘルパー・コマンドは、update-to-tag <tag>コマンドの使用時に実行されます。

ドキュメント・コマンド

新しいコマンド 説明
db-doc 現在のデータベースおよび変更ログに基づいてJavadocのようなドキュメントを生成します。

メンテナンス・コマンド

新しいコマンド 説明
calculate-checksum 形式filepath::id::authorで指定したIDの変更セットのチェックサムを計算して出力します。
changelog-sync すべての変更をデータベースで実行済としてマークします。
changelog-sync-sql すべての変更をデータベースで実行済としてSTDOUTにマークするためのSQLを記述します。
changelog-sync-to-tag 変更ログから指定したタグまで、未デプロイの変更セットすべてをデータベースで実行済としてマークします。
changelog-sync-to-tag-sql changelog-sync-to-tagコマンドを使用して、指定したタグに関連付けられているすべての未デプロイの変更セットをデータベースで実行済としてマークするときにLiquibaseが実行するRAW SQLを生成します。
clear-checksums 現在のチェックサムをデータベースから削除します。次の更新では、デプロイされている変更セットについてはチェックサムが再計算され、デプロイされていない変更セットはデプロイされます。
drop-all ユーザーが所有するすべてのデータベース・オブジェクトを削除します。
list-locks データベース変更ログを現在ロックしているユーザーをリストします。
mark-next-changeset-ran 次の変更セットをデータベースで実行済としてマークします。
mark-next-changeset-ran-sql mark-next-changeset-ranコマンドの使用中にSQL Liquibaseが実行されることを検査します。
release-locks データベースの変更ログに対するロックをすべて解除します。
tag 将来のロールバックのために、現在のデータベースの状態をタグ付けします。
tag-exists 指定したタグがすでに存在するかどうかをチェックします。
unexpected-changesets データベースで実行されたが現在の変更ログに存在しない変更セットのリストを生成します。
validate エラーがあるかどうか、変更ログを調べます。

ステータス・コマンド

新しいコマンド 説明
history デプロイされたすべての変更セットとそのdeploymentIdsをリストします。
status デプロイされていない変更セットの数(--verboseの場合はリスト)を出力します。