データ・ロードの実行および結果の表示

データ・ロードの実行ダイアログを使用して、残高をインポートし、データ・ロード結果を表示します。

  1. ホームから「アプリケーション」「期間」の順に選択します。
  2. データのロード先の期間の横で、「アクション」をクリックし、「データのインポート」を選択します。

    データ・ロードの実行ダイアログには、データ・ロードの履歴が含まれ、開始日、終了日、ロード実行者、ステータス、結果、およびデータ・ロード定義で選択したモードがレポートされます。ステータス・レポートには、サブプロセスと次のそれぞれのステータスが表示されます
    データ・ロードの実行ダイアログ

    • ステージング - ステージング・プロセスでは、ソース・システムから残高が抽出され、プロファイルIDと残高タイプが割り当てられ、一時ステージング・テーブルに残高が格納されます。ステージング表には、ソース・システムの残高に対する1対1の関係が存在します(要約は発生しません)。ステージング・テーブルは、データ・ロードごとにリフレッシュされ、以前のロードの残高は保持されません。

    • データ・ロード - ロード・プロセスでは、プロファイル、残高タイプ、通貨バケットおよび通貨コードごとに残高が要約され、Account Reconciliationに残高がロードされます。これらの残高は、永続的に格納されますが、変更された残高が将来インポートされると更新されます。

    • 後処理 - 次のアクションを実行します:

      • 残高が変更されると、照合ステータスの「オープン(レビュー担当者)」または「クローズ済」が「オープン(策定者)」に変更されます

      • 自動照合ルーチンを実行

      • 通常の残高違反を含む照合にフラグが設定されます(借方残高の予想が貸方残高になったり、貸方残高の予想が借方残高になる場合)。

      • 後処理で特定のルールが実行される場合があります。

    • モード — データ・ロードのタイプを説明します

      インポート・モードの詳細は、データのインポートのモードについてを参照してください。

  3. 実行する既存のデータ・ロードを選択し、「実行」をクリックします。

    「残高を上位の通貨バケットに換算」を選択すると、必要な通貨レートがシステムに定義されていない場合は通貨換算に失敗します。「結果」列の「通貨レート欠如」リンクをクリックして、欠如しているレートに関する詳細を表示します。必要な通貨レートをロードまたは作成した後、「再開」をクリックしてデータ・ロードを完了します。

データのロード結果の表示

データ・ロードの実行ダイアログの結果列は、システム・エラーが発生するか、ロードの完了エラーが存在する場合以外は空白です。潜在的なエラーは次のとおりです。

  • エラー - データ・ロード・プロセスのシステム障害が発生した場合。リンクをクリックすると、エラー・メッセージが表示された、詳細なエラー・ログへのリンクがあるダイアログ・ボックスが開きます。

    同じ期間への別のデータ・ロードの処理と同時にデータ・ロードを実行しようとすると、エラー・メッセージを受信します。データ・ロードを並列で処理することはできません。これは、事前マップ済残高のインポートまたはEPM自動化からのデータのロードにも適用されます。

  • 完了エラー - 勘定科目を100%照合していることを確認する方法を説明します。完了エラー:

    • マップされていない勘定科目 - 残高がソース・システムに存在しますが、データ管理ではこれらの残高がAccount Reconciliationのプロファイルにマップされません。これらの勘定科目は、データ・ロード・ワークベンチで「無効」レコードを表示すると表示可能です。

      「結果」列のこれらの警告は、マッピング・ルールが不足しているために、ソース・システムの残高がAccount Reconciliationの照合にマップされなかったことを意味します。リストを表示するには「マップされていない勘定科目」リンクをクリックするか、データ管理のデータ・ロード・ワークベンチから表示します。

    • 無効なマッピング - 残高がソース・システムに存在し、マッピング・ルールがデータ管理に存在しますが、マッピング・ルールが残高を、Account Reconciliationに存在しないプロファイルにマップしています。これらの勘定科目は、データ管理の観点からは適切にマップされているため、データ管理のデータ・ロード・ワークベンチ内の「無効」フィルタでは表示されません。しかし、それらは以前は存在していたが、もう存在していないAccount Reconciliationのプロファイルにマップされています。したがって、これらのエラーをAccount Reconciliationで検索してください。

      リンクをクリックすると、エラーの影響を受ける勘定科目が表示されます。これらのエラーを修正するには、データ管理でマッピング・ルールを特定して、Account Reconciliationの有効なプロファイルに残高がマップされるようにルールを修正します。

    • 通貨レート欠如 — 通貨換算に必要な通貨レートが使用可能でない場合は換算に失敗し、「通貨レート欠如」リンクが表示されます。「通貨レート欠如」リンクをクリックして、欠如しているレートに関する詳細を表示します。必要な通貨レートを定義またはインポートした後、データ・ロード操作を再開します。