単純なパージによって、照合済トランザクションを永続的に削除できます。
Note:
トランザクション照合と照合コンプライアンスの間にパージ・サイクルを配置することをベスト・プラクティスとしてお薦めしますが、必須ではありません。照合コンプライアンスと異なるスケジュールでトランザクション照合をパージするよう決定した場合、照合コンプライアンスからトランザクション照合にドリルバックすると、一部またはすべての「トランザクション照合」トランザクションが表示されない可能性がある点に注意してください。環境に必要なくなった照合済トランザクションの単純なパージを実行できます。照合済トランザクションには、確認済照合および確認済片側調整が含まれます。「トランザクションのパージ」ダイアログでの削除は、「照合日付」の指定、続いてパージする「照合タイプ」および「勘定科目ID」の選択に基づきます。照合済トランザクションのパージにより、調整、調整詳細、関連付けられたサポート詳細および監査履歴など、他のすべての関連するオブジェクトも削除されます。強力であるため、パージの実行前にアプリケーションのスナップショットをバックアップしておくことを強くお薦めします。
パージ・ジョブは、照合およびその関連トランザクションを一括で削除します。パージ・ジョブが開始した後、サービスの再起動が実行されると、パージ・ジョブは「取消済」としてマークされます。その後、サービス管理者は新しいパージ・ジョブを送信できます。この新しいジョブは、前のジョブでパージされなかった残りの照合のパージを続行します。
サービス管理者は、「トランザクション照合」構成設定の「バッチ・サイズ」オプションを設定することにより、トランザクションをパージするときに使用されるバッチ・サイズを指定できます。
照合済トランザクションの単純なパージを実行するには:
「経過期間」で、照合済トランザクションの削除を開始する、現在の日付から遡った日数を入力します。
デフォルトは180日です。0から99999までの任意の数値を入力できます。削除には、指定した日付が含まれます。アプリケーションに設定されたサービス・タイム・ゾーンは、パージする必要があるトランザクションを決定するときに使用されます。サービス・タイム・ゾーンが設定されていない場合は、デフォルトしてUTCが使用されます。
たとえば、上のスクリーンショットでは、現在の日付は2023年8月29日です。「経過期間」を150に設定します。指定した日付から150日前の日付(2023年4月1日)がカッコ内に表示されていることに注意してください。
Note:
続行する前に、アプリケーションをスナップショットとしてバックアップし、照合済トランザクションをトランザクション照合での照合済トランザクションのアーカイブの説明に従ってアーカイブすることをお薦めします。