データ・ソース属性について

データ・ソースで属性を定義するときは、特定の詳細を指定する必要があります。次の表に、詳細を示します。

Note:

1つのデータ・ソースの最大属性数は200です。

Table 10-2 属性詳細

フィールド 説明
ID データ・ソース属性のID
名前 データ・ソース属性の名前
タイプ
  • テキスト - 長いコメントや説明などに使用し、最大300文字を使用できます。

    Note:

    テキスト文字列内にカンマがあり、そのテキスト内の値の先頭と末尾にすでに二重引用符が付いている場合は、さらに二重引用符で囲みます。例: "GM LLC - GMNA, formerly ""NAO"" ADMIN STAFF"
  • 日付 - トランザクションをロードする際のフォーマットはDD-MMM-YYYYまたはDD-MMM-YYである必要があります。

    Note:

    日付属性は複数使用できますが、1つは必須に指定し、トランザクションが反映される会計期間を表す会計日付として機能させる必要があります。各トランザクションに割り当てられるこの日付は、期末のすべての計算の実行に使用されます。
  • 数値:

    総桁数が15桁までで小数点以下の桁数が12桁までの金額フィールドに使用されます。差異の計算の場合、数値は小数点以下2桁に丸められます。総桁数が15桁までの数値が精度を損なうことなく、サポートされます。

    たとえば、次の例はすべて有効です。

    • 1234567890123.45
    • 12345678901234.5
    • 123456789012.345
    • 1234.56789012345
  • 整数:

    最大18桁の非小数値に使用され、正または負にできます。

  • リスト:

    値リストの構成に使用され、インポート時に大文字と小文字は区別されません。

  • はい/いいえ:

    ブール値フィールドに使用され、空白のまま、はい (1、Yes、YES、Y、y、T、t、True、TRUE、True)またはいいえ (0、No、NO、N、n、F、f、False、FALSE、False)にすることができます

  • グループ:

    グループ属性に使用されます。照合コンプライアンスでのグループ属性についてを参照してください。

小数点以下の桁数

「タイプ」数値に設定されている属性には、属性に使用する必要がある小数点以下の桁数を入力します。

デフォルト値 (オプション)この属性のデフォルト値を入力します。
キー

重複トランザクション・チェック・プロセスをアクティブ化する場合に選択します。「キー」の設定は、データベース内のレコードを一意に識別する方法です。1つ以上の属性を重複チェックの「キー」として選択できます。トランザクションのインポートでは、すでにロード済のキーと一致する1つ以上のトランザクションがファイルに含まれる場合、このファイルはロードされません。

必須 この属性を必須にする場合は選択します。
会計日付 属性を会計日付として設定する場合に選択します。会計日付は、トランザクションが反映される会計期間を表します。各トランザクションに割り当てられるこの日付は、期末のすべての計算の実行に使用されます。会計日付として設定できる属性は1つのみです。
調整属性

属性を調整属性として設定する場合に選択します。調整属性として設定できる属性は1つのみです。

調整属性の精度は、プロファイルで有効になっている最下位の通貨バケットのデフォルト通貨の通貨コードから継承されます。

計算 (オプション)属性データを計算する場合、このボックスを選択します。このオプションを選択すると、「計算式の定義」セクションが表示されます。
計算タイプ

計算をスクリプトに基づかせるか、条件を満たす場合にするか、値をリストに割り当てるかを選択します

  • 値をリストに割当て - リストに値を割り当てる場合
  • 条件 - 特定の条件が満たされたときに計算を実行する場合
  • スクリプト - スクリプトに基づいて計算する場合。スクリプトは、テキスト、日付、数値または整数タイプの属性に使用できます
計算式の定義 計算スクリプトをこの領域に入力します。
属性の追加 リストから選択し、計算スクリプトに既存の属性を追加します。
関数の追加

関数のライブラリから選択し、スクリプトの作成に役立てます。

  • 日付差異
  • テキストの抽出
  • If Then Else
  • 小文字
  • 最大
  • 最小
  • 丸め処理
  • テキストの場所
  • 大文字

属性の例

一般的な属性の例を次に示します。

テキスト
「テキスト」属性タイプの例

「スクリプト」計算タイプの例


「スクリプト」タイプの計算属性

「条件」計算タイプの例
「条件」計算タイプの例