トランザクション照合で「仕訳のエクスポート」ジョブを使用すると、調整を仕訳としてエクスポートできます。エクスポートされた仕訳は、Oracle ERPbなどのターゲット・システムにインポートできます。
エクスポート・プロセスでは、戻し処理調整を含む、「オープン」ステータスのすべての調整がエクスポートされます。照合タイプで使用可能なトランザクション・タイプを1つ以上選択できます。トランザクション日に基づいて調整をフィルタ処理することもできます。1つのアクションでエクスポートできる照合ごとの調整の数は1,000,000です。1,000,000を超えてエクスポートするには、残りの調整について別のエクスポートを実行する必要があります。
調整を仕訳としてエクスポートするには:
フィルタ処理に使用できる演算子は、「次と等しい」、「次より前」、「次の間」および「次より後」です。日付の比較に必要な演算子を選択し、日付ピッカーを使用して日付を選択します。何も指定しない場合、使用されるデフォルトは「すべて」(すべての日付)です。
このジョブは「ジョブ履歴」に表示されます。正常に終了すると、作成された.csvファイルを開いたり保存したりできます。
エクスポートされた仕訳を含む.csvファイルをダウンロードして保存することをお薦めします。このファイルは一時ディレクトリに保存されるため、一時スペースの再利用が必要になった場合に上書きされる可能性があります。後日このファイルをダウンロードしようとしたときにこのファイルが元の場所になかった場合、ファイルが存在しないことを示すエラー・メッセージが表示されます。仕訳を再エクスポートした後、そのファイルをダウンロードできます。
Note:
エクスポートすると、正常にエクスポートされた調整は状態が「オープン」から「クローズ済」に変わります。エクスポート・プロセスには、「クローズ済」状態の調整は含まれません。これにより、同じ調整が誤って複数回エクスポートされることはありません。以前にクローズした調整の再オープンまたは以前にエクスポートした調整の再エクスポートの方法の詳細は、仕訳の再エクスポートまたは再オープンを参照してください。