照合タイプのプロパティの定義

新規照合タイプの定義は、「プロパティ」タブで始めます。名前、この照合タイプを使用する際のユーザーへの指示または説明、およびこのタイプを使用した照合について残高調整が行われる頻度を決定するカレンダを入力します。

照合タイプのプロパティを定義するには:

  1. ホームから「アプリケーション」「照合タイプ」の順に選択します。
  2. 「照合タイプ」から「新規」をクリックします。「新規照合タイプ」ダイアログの「プロパティ」タブが表示されます。
  3. 照合タイプ間で一意のID値、名前、およびオプションで説明を入力します。

    IDは、28バイト以下の英数値である必要があります。使用できる特殊文字は、ピリオド(.)、アンダースコア(_)およびハイフン(-)です。

    Note:

    • ステータスは、「保留中」または「承認済」のいずれかです。新規照合タイプのデフォルトは、「保留中」ステータスです。ユーザーがこの照合タイプを使用する準備ができたら、「承認済」に変更します。タイプが「承認済」ステータスの場合、フィルタの編集以外の編集は行えません。
    • 「照合タイプ」画面に警告アイコンが表示される場合:
      • 日常的な操作に影響を与えずに、照合タイプを使用し続けることができます。ただし、この照合タイプのSQLビューを参照する既存のレポートに影響する場合があります。データ・ソースの照合タイプ・ビューについてを参照してください。
      • 警告を修正するには、ステータスを「保留中」に戻して、照合タイプを承認できます。
  4. 「保存」をクリックします。

照合タイプのステータスを「承認済」に設定して定義を保存すると、この照合タイプの照合タイプ・ビューが作成されます。このビューには、この照合タイプのすべてのデータ・ソースにわたるすべてのトランザクションが含まれます。「ビュー」フィールドのデータベース・アイコンをクリックして、カスタム・レポート内でビューを使用するためのSQL問合せを表示します。Oracle Account Reconciliationの管理カスタム・レポートの生成を参照してください。


新規照合タイプの「プロパティ」タブのスクリーンショット

「ビュー」フィールドにデータベース・アイコンではなく感嘆符が表示される場合は、ビューの作成時にエラーが発生していたことを示します。照合タイプのステータスを「保留中」に設定し、ステータスを「承認済」に設定し直して変更を保存することにより、再試行できます。問題が解決しない場合は、照合タイプIDおよびデータ・ソースIDを確認してください。このトピックのステップ3およびデータ・ソースの定義を参照してください。