コンシューマの選択したフィルタ値は、ワークブックを閉じて再度開いても保持されるため、中断した場所を簡単に選択できます。
デフォルトでは、どのワークブックでもパーソナライズが有効化されています。ワークブックの作成者は、ワークブックのプレゼンテーション・フローを更新して、ユーザーがワークブックを再度開いたときに、フィルタ値を保持するかどうかを指定できます。「表示」でのパーソナライズ・オプションの指定を参照してください。
注:
管理者は、システム設定「ワークブックにおけるパーソナライズの有効化」を使用して、組織全体のワークブックのパーソナライズをオフにできます。システム設定 - ワークブックにおけるパーソナライズの有効化を参照してください。コンシューマがフィルタのパーソナライズを行うには、使用可能なフィルタおよび選択ステップのフィルタ値の選択を変更します。これには、ダッシュボード・フィルタ、ビジュアライゼーション・フィルタ、フィルタとしてのビジュアライゼーションの使用、フィルタ・コントロールとしてのパラメータ、およびダッシュボード・フィルタにバインドされたパラメータが含まれます。フィルタのパーソナライズは、フィルタ・バーの項目には適用されません。作成者は、コンシューマが使用できるフィルタおよびフィルタ機能を制御します。「表示」での「ワークブック」プロパティの設定、「表示」での「キャンバス」プロパティの設定および選択ステップに対するコンシューマの双方向性の制御を参照してください。
コンシューマは、ワークブックを常に特定の状態で開くように構成することも、ワークブックを開いた後に適用する状態を選択することもできます。
ワークブックのフィルタまたは選択ステップを無効化または削除すると、コンシューマのパーソナライズが影響を受けるため、カスタム状態が機能しなくなる可能性があることに注意してください。
注:
ワークブックの名前を変更したり、別のカタログ・フォルダに移動したりすると、カスタム・ワークブックの状態はすべて失われます。特定のフィルタ選択を保持したままワークブックを表示するためにユーザーが使用できるワークブックのURLの共有については、永続フィルタ値を使用したワークブックURLの共有を参照してください。