キャンバスに接続するためのデータ・アクションの作成

現在のワークブックの他のキャンバスまたは別のワークブックのキャンバスに移動するデータ・アクションを作成できます。他のキャンバスに移動して、現在のキャンバスを補完するデータを表示する異なるビジュアライゼーションを迅速に表示できます。

データ・アクションを使用して、注文番号などのコンテキスト関連の情報を、顧客固有のデータを含むワークブックまたはキャンバスに渡すこともできます。ビジュアライゼーション・キャンバスからのデータ・アクションの起動を参照してください。値を指定しない場合、データ・アクションは、ビジュアライゼーションのすべてのデータ要素に適用されます。データ・アクションの使用に関するヒントを参照してください。

  1. ホーム・ページで、ワークブックにカーソルを合せ、「アクション」をクリックして「開く」を選択します。
  2. ワークブック・ツールバーの「メニュー」をクリックして、「データ・アクション」を選択します。
  3. データ・アクションで、「アクションの作成」をクリックして、新しいナビゲーション・リンクの名前を入力します。
  4. データ・アクションで、名前を入力します。「タイプ」リストから「分析リンク」を選択します。
  5. オプション: 「アンカー先」行で、「データの追加」をクリックして、データ要素または計算を選択します。
  6. 「ターゲット」行で、「このワークブック」をクリックして、オプションを選択します。「このワークブックを使用」または「カタログから選択」を選択します。この選択により、カタログからワークブックを選択できます。
  7. オプション: 「ターゲット」行で「このワークブックを使用」を選択した場合、「キャンバス・リンク」フィールドをクリックし、表示するターゲット・キャンバスを選択します。
  8. オプション: ワークブック・ユーザーがデータ・アクションを使用して移動した場合にコンテキストを保持するには、「値を渡す」オプションを使用して、保持する値を選択します。データ・アクションがフィルタに与える影響を参照してください。
    たとえば、「アンカー先」フィールドに注文番号列を指定した場合は、「値を渡す」フィールドで「アンカー・データ」を選択して指定した列の値を渡します。
    • すべて - クリックしたセルの交差を動的に判断し、それらの値をターゲットに渡します。たとえば、ユーザーがSTATEデータ・ポイントである「California」でデータ・アクションをクリックすると、ターゲット・キャンバスは「California」でフィルタされます。
    • アンカー・データ - 「アンカー先」フィールドに指定された必須列がビュー・コンテキストで使用可能な場合にのみ、実行時にデータ・アクションが表示されるようにします。
    • なし - ページ(URLまたはキャンバス)を開きますが、いずれのデータも渡しません。たとえば、ユーザーがSTATEデータ・ポイントである「California」でデータ・アクションをクリックすると、ターゲット・キャンバスにはすべての州のデータが表示されます。
    • カスタム - どの列を渡すかを指定できるようになります。
  9. オプション: 「複数の選択をサポート」をクリックして、値を設定します。
    • オン - データ・アクションは、ユーザーが1つ以上のデータ・ポイントを選択した場合に起動できます。
    • オフ - データ・アクションは、ユーザーが単一のデータ・ポイントを選択した場合にのみ起動できます。

      この設定は、複数のデータ・ポイントを選択するとエラーが発生する可能性がある場合に特に役立ちます(たとえば、一部のサード・パーティのREST APIを使用する場合)。

  10. オプション: 「開く」をクリックして、データ・アクションを開くためのオプションを選択するか、デフォルトの「自動」を使用して新規タブで開きます。
  11. 「OK」をクリックします。