このトピックでは、ビジュアライゼーションにデータを追加する方法について説明します。
「データ」ペインのデータ要素を選択すると、Oracle Analyticsによって自動的に最善のビジュアライゼーションが作成されます。
ワークブックのデータセットを選択した後、メジャーや属性などのデータ要素をビジュアライゼーションに追加し始めることができます。
データセットから互換性のあるデータ要素を選択し、「ビジュアル化」キャンバスの「文法パネル」の「文法」ペインにドロップできます。選択に基づいて、キャンバスにビジュアライゼーションが作成されます。「文法」ペインには、「列」、「行」、「値」、「カテゴリ」などのセクションがあります。
ビジュアライゼーションは、あるビジュアライゼーションから新しいビジュアライゼーションに列をドラッグ・アンド・ドロップすることによって作成できます。
この方法を使用すると、既存のビジュアライゼーションから直接列を選択することで、既存のビジュアライゼーションに基づいて新しいビジュアライゼーションをモデリングするのに役立ちます。
ビジュアライゼーションでデータ・ポイントにカーソルを合せると、ツールチップが表示され、データ・ポイントに関する特定の情報が提供されます。すべてのツールチップを表示するか、「文法」ペインの「ツールチップ」セクションに含まれるメジャーのみを表示するかを選択できます。
ビジュアライゼーションのツールチップをカスタマイズして、列名と列値の書式を変更したり、追加の列やパラメータ、テキストを追加して書式設定し、ユーザーに表示したりできます。
ナレッジ・エンリッチメントにより、他のソースからのデータでビジュアライゼーション内のデータを強化できます。たとえば、都市のリストがある場合、ナレッジ・エンリッチメントは、都市の人口、規模、場所に関する情報を提供できる場合があります。
Oracle Analyticsのシステム・ナレッジおよびカスタム・ナレッジのアップデートをワークブックで直接利用して、データが豊富なビジュアライゼーションを作成します。
ワークブック・エディタの「データ」ペインで、データセット内の標準のデータ要素と同じように表示されている要素ツリー内にナレッジ・エンリッチメントが表示されます。この例では、ワークブック・エディタは、ナレッジ・エンリッチメント"Population"およびその他の都市関連データをワークブックに追加できます。CITYを含むデータセットに基づいてワークブックを作成する場合、人口およびその他のデータ要素をビジュアライゼーションに直接追加できます。
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ナレッジ・エンリッチメントは、通常デフォルトで有効化されていますが、データセットを所有しているか、その編集権限を保有している場合、その有効化または無効化が可能です。データセットのナレッジ・エンリッチメントの有効化を参照してください。