ドキュメント・プロファイルには、特定タイプのドキュメントの索引付けに使用するメタデータ・フィールドのセットが含まれます。たとえば、通信、発注書、および顧客契約のドキュメントをキャプチャするように構成されたプロシージャの場合、これらのドキュメント・タイプごとにドキュメント・プロファイルを作成し、それぞれに異なるメタデータ・フィールドのセットを含めます。ユーザーが複数のドキュメント・タイプを含むバッチをスキャンできるようにするには、クライアント・プロファイルで各ドキュメント・プロファイルを選択します。このようにすると、ユーザーはドキュメントに対応するドキュメント・プロファイルを選択し、それに応じて索引を付けることができます。
ドキュメント・プロファイルでは、ドキュメント・プロファイルに分類されたドキュメントで使用できる添付タイプのセットも指定します。
クライアント・プロファイルで使用するドキュメント・プロファイルを指定する場合、1つ以上のドキュメント・プロファイル、すべてのプロファイル、またはデフォルト値を選択できます。デフォルトのドキュメント・プロファイルには、プロシージャ用に定義されたすべてのメタデータ・フィールドと添付タイプが含まれ、トラブルシューティングに役立ちます。
ドキュメント・プロファイルに関連する主なタスクは次のとおりです:
ドキュメント・プロファイルを追加または編集するには:
選択したプロシージャの構成ページが右側に表示されます。
「分類」タブを開きます。
「ドキュメント・プロファイル」表でをクリックし、プロファイルを作成します。プロファイルを編集するには、まずプロファイルを選択し、をクリックします。
「ドキュメント・プロファイル」ページで次のようにして、変更を保存します:
「ドキュメント・プロファイル(タイプ)名」セクションで、名前と説明を入力します。
「索引付けのためにCapture Clientに表示されるフィールド」セクションの「メタデータ・フィールド」下の「使用可能なメタデータ・フィールド」ボックスでプロファイルに含めるフィールドを選択し、「選択したメタデータ・フィールド」ボックスに移動します。索引付けに対応した順序でメタデータ・フィールドを並べ替えます。
「ドキュメント・プロファイルに関連付けられた添付タイプ」セクションの「添付タイプ」下の「使用可能な添付タイプ」ボックスでプロファイルに含める添付タイプを選択し、「選択した添付タイプ」ボックスに移動します。ユーザーが添付を読み取る順序に添付タイプを並べ替えます。
クライアント・ユーザーが使用しないドキュメント・プロファイルは削除できます。ドキュメント・プロファイルは削除すると、コンテンツ・キャプチャ・クライアントのメタデータ・ペインに表示されません。
ドキュメント・プロファイルを削除するには:
索引を付けるドキュメント・タイプごとにドキュメント・プロファイルを作成した後は、メタデータ・フィールドが割り当てられている場所でそれらを選択できます。
表10-1 コンテンツ・キャプチャ・コンポーネントでのドキュメント・プロファイルの使用
コンテンツ・キャプチャ・コンポーネント | 関数 |
---|---|
クライアント・プロファイル |
「ドキュメント索引付け設定」ページで1つ以上のドキュメント・プロファイルを選択して、ユーザーがドキュメント・プロファイルを選択し、そのメタデータ・フィールドに入力し、添付タイプを変更できるようにします。クライアント・プロファイルでのドキュメント・プロファイルの構成を参照してください。 |
インポート・プロセッサ |
インポートされたドキュメントに索引を付けるためのドキュメント・プロファイルを選択します。インポート中のメタデータ割当ての構成を参照してください。 |
認識プロセッサ |
認識されたドキュメントに索引を付けるためのドキュメント・プロファイルを選択します。ドキュメント・プロファイルを動的に決定することもできます。静的なドキュメント・プロファイルまたは動的に決定されるドキュメント・プロファイルの指定を参照してください。 |
コミット・プロファイル |
1つ以上のドキュメント・プロファイルを選択して、コミット・プロファイルで処理するドキュメントを制限します。コミット・プロファイルを実行すると、選択したドキュメント・プロファイルが割り当てられているドキュメントがコミットされます。ドキュメント・プロファイルに基づくコミット・プロファイルの制限を参照してください。 |