XML変換ジョブを作成してXMLファイルを目的の出力に変換し、XMLからキャプチャ・メタデータ・フィールドの値を割り当てることができます。これを実行するには、XSLTプロセッサ定義のサポート済組合せを構成し、カスタムXSLTファイルを指定します。さらに、XPath式をキャプチャ・メタデータ・フィールドにマップできます。変換済のXMLファイルをサードパーティ・アプリケーションで使用して、他のパーティのビジネス・ニーズにあわせることができます。
注:
Oracle Content Management Starter EditionではXML変換ジョブを作成できません。この機能を使用するには、Oracle Content Management Premium Editionにアップグレードする必要があります。詳細は、Starter EditionとPremium Editionを参照してください。
選択したプロシージャの構成ページが右側に表示されます。
「XML変換ジョブ」表で
をクリックするか、既存のジョブを編集する場合は
をクリックします。
また、XML変換ジョブを選択して
をクリックし、プロンプトが表示されたら新規の名前を入力して、XML変換ジョブをコピーすることもできます。ジョブをコピーすると、すばやく複製および変更できます。
「ドキュメントの選択」ページで:
ジョブの名前と説明を入力します。
特定のドキュメント・プロファイルのXML変換ジョブを処理するには、「ドキュメント・プロファイルに制限」フィールドにリストされているドキュメント・プロファイルを1つ以上選択するか、「すべて」を選択して、定義されているすべてのドキュメント・プロファイルのドキュメントを処理します。
注:
出力ファイルの拡張子がXMLでない場合、「フィールド・マッピング」ページが無効になります。注:
XSLTで定義されているパラメータに値を割り当てていない場合、またはXSLTに存在しないパラメータに値を割り当てている場合、XML変換ジョブを保存できず、変換ジョブを保存しようとしたときに通知されません。XPath式は、存在する場合に変換の出力で評価されます。変換を実行しない場合、XPath式はドキュメントまたは添付で評価されます。
「XPathフィールド・マッピング」表の「XPath式」列に追加した値が選択したフォーマットで日付に解析されます。
「サマリー」ページの設定を確認して「送信」をクリックし、ジョブを保存します。
バッチのXML変換ジョブへの進め方を構成します。XML変換ジョブへのバッチ・フローの構成を参照してください。
作成したXML変換ジョブをテストします。
XML変換ジョブを実行するには、処理のためにジョブに送られるようにバッチを構成する必要があります。これを行うには、クライアント・プロファイルでXML変換ジョブを後処理ステップとして設定します。
バッチ・フローは次のものから構成できます:
クライアント・プロファイル(クライアント・プロファイルの後処理の構成を参照)。
インポート・プロセッサ・ジョブ(インポート・プロセッサ・ジョブの後処理の構成を参照)。
認識プロセッサ・ジョブ(認識プロセッサ・ジョブの後処理および監視の構成を参照)。
PDFへの変換ジョブ(PDFへの変換ジョブの後処理および監視の構成を参照)。
TIFFへの変換ジョブ(TIFFへの変換ジョブの後処理および監視の構成を参照)。
XML変換ジョブを削除すると、このジョブが後処理ステップとして設定されているバッチにこのジョブは使用できなくなります。後処理に指定されたジョブが使用できない場合は、バッチにエラーが発生します。ジョブを削除する前にしばらくの間オフラインに変更して、その削除に伴う予期しない問題を解決できるようにしておくのが望ましい場合もあります。オンラインXML変換ジョブは、クライアント・プロファイルまたはプロセッサ・ジョブの「後処理」ページで選択されている場合に実行されます。ジョブを一時的に停止(オフラインに)したり、非アクティブ化されたジョブを再実行するように変更することができます。