ファイルとフォルダの操作

サービス管理者(Oracle Content Managementを管理する担当者)によって許可されている任意の種類のファイルを編成して操作できます。ドキュメント、ビデオ・ファイル、ピクチャとグラフィックなど、プロジェクトに必要なすべてのファイルをアップロードおよびダウンロードできます。

このトピックでは説明しませんが、Webサイトに必要なファイルやテンプレートのアップロードを行うこともできます。これには、ピクチャやビデオなど、Webサイト上で必要となる可能性があるデジタル・アセットが含まれます。これらは、デジタル・アセット・マネージャを使用して管理します。また、管理者により作成されたコンテンツ・タイプに基づくコンテンツのブロックである、コンテンツ・アイテムを作成することもできます。

このトピックでは次の内容について説明します:

「ドキュメント」ページのビューの変更

必要に応じて「ドキュメント」ページのビューを変更できます。

タスク	説明
ファイルとフォルダのビューのフィルタ	表示内容をフィルタするには、「ドキュメント」メニューをクリックします。すべてのアイテム、自分の所有アイテム、共有アイテム、お気に入りまたは「ごみ箱」フォルダ内のアイテムを表示できます。
ファイルとフォルダのソート	ファイルおよびフォルダ・リストをソートするには、ファイル・リストの右上隅にあるソート・オプション(「名前」または「最終更新」)をクリックします。
ファイルとフォルダのビューの変更	ファイルとフォルダは、リスト・ビュー、グリッド・ビューまたは表ビューで表示できます。ビューを変更するには、ソート・メニューの右側にあるビュー・メニュー・アイコン()をクリックし、目的のビューを選択します。

フォルダ・アクション

次の表は、メニュー・バーまたは右クリック・メニューからフォルダに対して実行できる共通アクションを示しています。ブラウザ・ウィンドウの幅によっては、メニュー・バーに一部のメニュー・オプションが表示されない場合があります。アイテムを選択したときにオプションが表示されない場合は、メニュー・バーの「その他」をクリックして、非表示になっているオプションを表示します。

注:

自分に割り当てられたユーザー・ロールでは特定のタスクを実行できない場合、またはその他の理由でタスクを実行できない場合は、メニュー・オプションを使用できません。

タスク	説明
新規フォルダの作成	新規フォルダを作成する場所を参照して「作成」をクリックし、「フォルダ」を選択します。名前とオプションの説明を追加します。
フォルダを開く	フォルダを選択して、右クリック・メニューの「開く」を選択するか、アクション・バーのをクリックします。
フォルダの共有	フォルダを選択して、右クリック・メニューの「リンクの共有」を選択するか、アクション・バー内またはフォルダの横にあるをクリックします。リンクを公開するかメンバー専用にするか、リンクのアクセス権、およびその他の設定を指定します。
フォルダのメンバーの表示または編集	フォルダを選択し、右クリック・メニューの「メンバー」を選択するか、アクション・バーの「サイドバー」を選択し、「メンバー」を選択します。
フォルダのコピーまたは移動	1つ以上のフォルダを選択し、右クリック・メニューまたはアクション・バーで「コピー」または「移動」を選択し、をクリックしコピーするか、をクリックして移動します。同じ場所にフォルダをコピーした場合、コピーは名前に番号を追加して名前変更されます。たとえば、Sales(2)のようになります。
フォルダの削除	1つ以上のフォルダを選択して、右クリック・メニューの「削除」を選択するか、アクション・バーのをクリックします。フォルダを削除した場合は、ローカル・コンピュータの場合と同様に、クラウドの「ごみ箱」フォルダに移動されます。削除を取り消す場合は、「ごみ箱」フォルダに移動して、削除されたアイテムを復元します。ごみ箱を確認するには、「ドキュメント」メニューの「ごみ箱」をクリックします。削除したアイテムは、次のいずれかのイベントが発生するまでごみ箱に残ります。自分で完全に削除した。ごみ箱の割当て制限に達した。組織のサービスの管理を担当するサービス管理者によって設定されたスケジュールに従ってごみ箱が自動的にクリアされた場合。
フォルダ名の変更	名前を変更するフォルダを選択して、右クリック・メニューの「名前変更」を選択するか、アクション・バーのをクリックします。
フォルダのタグ付け	1つ以上のフォルダを選択して、右クリック・メニューの「タグとメタデータ」を選択するか、アクション・バーの「サイドバー」をクリックし、「タグとメタデータ」を選択します。アイテムをタグ付けすることは、アイテムにキーワードを追加することに似ており、後で使用または検索するためにアイテムをグループ化できます。
フォルダ・プロパティの表示	フォルダを選択し、右クリック・メニューの「プロパティ」を選択するか、アクション・バーの「サイドバー」をクリックし、「プロパティ」を選択します。
フォルダの所有権の変更	フォルダの所有権を別のユーザーに移管できます。その場合、フォルダとそのコンテンツは新規所有権が想定されているユーザーの割当て制限に追加されます。フォルダの所有者を変更するには、フォルダを選択してフォルダ・プロパティを表示し、「所有者の変更」をクリックしてリストから新しい所有者の名前を選択します。新しい所有者に送信するオプションのメッセージを追加するか、指定されたデフォルトのメッセージを使用します。
フォルダ共有設定の変更	共有設定(ユーザーがフォルダへのパブリック・リンクを作成できるようにするかどうかや、パブリック・リンクに割り当てるデフォルト・ロールなど)を制御できます。共有設定を変更するには、フォルダを選択してフォルダ・プロパティを表示し、「共有」タブをクリックして設定を編集します。
お気に入りへのフォルダの追加	フォルダをお気に入りに追加するには、右クリック・メニューの「お気に入りに追加」を選択するか、アクション・バーのをクリックします。お気に入りを表示するには、「ドキュメント」メニューの「お気に入り」をクリックします。

ファイル・アクション

次の表は、アクション・バーまたは右クリック・メニューからファイルに対して実行できる共通アクションを示しています。ブラウザ・ウィンドウの幅によっては、アクション・バーに一部のメニュー・オプションが表示されない場合があります。アイテムを選択したときにオプションが表示されない場合は、アクション・バーの「その他」をクリックして、非表示になっているオプションを表示します。一部のアクションは、サイドバーを通じて使用可能であり、最初にをクリックしてサイドバーを開くか、アクション・バーで「サイドバー」を選択してアクセスすることもできます。

注:

自分に割り当てられたユーザー・ロールでは特定のタスクを実行できない場合、またはその他の理由でタスクを実行できない場合は、アクションはアクション・バーで使用可能になりません。

タスク	説明
ファイルのアップロード	ファイルをアップロードする場所を参照して、右クリック・メニューの「アップロード」を選択するか、アクション・バーでをクリックして、コンピュータからファイルを選択します。
新規Microsoft Officeファイルの作成	新規ファイルを作成する場所を参照し、「作成」をクリックしてから、作成するMicrosoft Officeファイルのタイプを選択します。
ファイルの表示	ファイルを選択して、右クリック・メニューの「表示」を選択するか、アクション・バーのをクリックします。 Microsoft Officeファイルを選択しており、システム管理者がMicrosoft Office Online統合を有効にしている場合、ファイルを表示するには、アクション・バーの「表示」をクリックし、[Office] Onlineで表示(「Word Onlineで表示」など)またはWebプレビューのいずれかを選択して、Oracle Content Managementでドキュメントを表示します。
ファイルの編集	ファイルを選択して、右クリック・メニューの「編集」を選択するか、アクション・バーのをクリックします。デスクトップ・クライアントにより、コンピュータ上で関連付けられたプログラムでファイルが開かれます。まだデスクトップ・クライアントをインストールしていない場合、インストールするよう求められます。 Microsoft Officeファイルを選択しており、システム管理者がMicrosoft Office Online統合を有効にしている場合、「編集」をクリックして、「[Office] Onlineで編集」(「Word Onlineで編集」など)を選択してOffice Onlineでファイルを編集したり、「[Office] (デスクトップ)で編集」を選択してデスクトップ・クライアントでファイルを編集できます。
ファイルのダウンロード	ファイルを選択して右クリック・メニューの「ダウンロード」をクリックするか、アクション・バーまたはファイルの横のをクリックして、ファイルを格納するコンピュータ上の場所を選択します。
複数のファイルを.zipファイルとしてダウンロード	ダウンロードするフォルダまたはファイルを選択して右クリック・メニューの「ダウンロード」を選択するか、アクション・バーのをクリックして、.zipファイルを格納するコンピュータ上の場所を選択します。
ファイルの予約	他のユーザーがファイルを編集できないようにファイルを予約できます。ファイルを予約するには、これを選択して、右クリック・メニューの「予約」を選択するか、アクション・バーのをクリックします。ファイルの作業が終了したら、予約をクリアできます。
ファイルの共有	ファイルを選択して、右クリック・メニューの「リンクの共有」を選択するか、アクション・バー内またはファイルの横にあるをクリックします。リンクを公開するかメンバー専用にするか、リンクのアクセス権、およびその他の設定を指定します。
アセットへのファイルの追加	1つ以上のファイルを選択して右クリック・メニューの「アセットに追加」を選択するか、アクション・バーのをクリックし、アセットを格納するリポジトリを選択します。
ファイルのコピー	1つ以上のファイルを選択して、右クリック・メニューの「コピー」またはアクション・バーのを選択します。同じ場所にファイルをコピーした場合、コピーは名前に番号を追加して名前変更されます。たとえば、Sales Report(2).docのようになります。
ファイルの移動	1つ以上のファイルを選択して、右クリック・メニューの「移動」またはアクション・バーのを選択します。
ファイルの削除	1つ以上のファイルを選択して、右クリック・メニューの「削除」を選択するか、アクション・バーのを選択します。ファイルを削除した場合は、ローカル・コンピュータの場合と同様に、クラウドの「ごみ箱」フォルダに移動されます。削除を取り消す場合は、「ごみ箱」フォルダに移動して、削除されたアイテムを復元します。ごみ箱を確認するには、「ドキュメント」メニューの「ごみ箱」をクリックします。削除したアイテムは、次のいずれかのイベントが発生するまでごみ箱に残ります。自分で完全に削除した。ごみ箱の割当て制限に達した。組織のサービスの管理を担当するサービス管理者によって設定されたスケジュールに従ってごみ箱が自動的にクリアされた場合。
ファイルの新しいバージョンのアップロード	ファイルを選択し、右クリック・メニューの「新規バージョンのアップロード」を選択するか、アクション・バーのをクリックして、コンピュータから新しいバージョンを選択します。
ファイルのバージョン履歴の表示および管理	履歴を表示するには、これを選択して、右クリック・メニューの「バージョン履歴」を選択するか、アクション・バーの「サイドバー」をクリックして「バージョン履歴」を選択します。ファイルが表示されている場合は、ファイル名の横にあるバージョン番号をクリックすると、バージョン履歴が表示されます。前のバージョンを現行バージョンにするには、「バージョン履歴」タブで、現行バージョンとして使用するバージョンの「現行に設定」をクリックします。「削除」または「ダウンロード」をクリックして、前のバージョンを削除したり、古いバージョンをダウンロードすることもできます。
ファイル名の変更	名前を変更するファイルを選択して、右クリック・メニューの「名前変更」を選択するか、アクション・バーのをクリックします。ファイル拡張子は変更できません。
ファイルのタグ付け	1つ以上のファイルを選択して、右クリック・メニューの「タグとメタデータ」を選択するか、アクション・バーの「サイドバー」をクリックし、「タグとメタデータ」を選択します。アイテムをタグ付けすることは、アイテムにキーワードを追加することに似ており、後で使用または検索するためにアイテムをグループ化できます。
ファイルのプロパティの表示	ファイルを選択し、右クリック・メニューの「プロパティ」を選択するか、アクション・バーの「サイドバー」をクリックし、「プロパティ」を選択します。
ファイルのアクセス履歴の表示	ファイルにアクセスしたユーザーを表示するには、ファイル・プロパティを表示し、「アクセス履歴」タブをクリックします。
お気に入りへのファイルの追加	ファイルをお気に入りに追加するには、右クリック・メニューの「お気に入りに追加」を選択するか、アクション・バーまたはファイルの横にあるをクリックします。お気に入りを表示するには、「ドキュメント」メニューの「お気に入り」をクリックします。

ファイルおよびフォルダ・アイコン

アイコン	説明
	プレーン・フォルダは、個人フォルダの1つを示します。
	共有アイコンのあるフォルダは、自分がフォルダを共有したか、他のユーザーがフォルダを共有したことを示します。
様々なファイル・アイコン	ファイル・アイコンはファイル拡張子を示します。
	会話アイコンは、そのアイテムについて開始された会話があることを示します。
	予約済ファイル・アイコンは、ファイルが予約され、ロックされていることを示します。
	ダウンロード・アイコンをクリックして、ファイルをダウンロードします。
	共有アイコンをクリックして、他のユーザーとファイルまたはフォルダを共有します。
	お気に入りアイコンをクリックして、お気に入りにファイルまたはフォルダを追加します。

ストレージ割当て制限

サービス管理者が、ストレージ割当て制限の割当てを担当します。自分が所有する記憶領域の大きさを確認するには:

Webブラウザで、ユーザー名をクリックし、「プリファレンス」をクリックします。「プリファレンス」メニューから「ドキュメント」を選択します。
モバイル・デバイスで、「設定」アイコンをタップして、設定情報を開きます。

自分に割り当てられた最大記憶領域と、これまでに使用した領域を確認できます。ごみ箱は、ユーザー割当て制限に基づいてカウントされます。たとえば、1GBのファイルが格納されており、1GBのファイルがごみ箱にあり、全体的な割当て制限が5GBである場合、残りは3GBになります。

あなたがフォルダを共有し、ユーザーがそこにファイルを追加する場合、あなたのフォルダであるため、それらのファイルはあなたの割当て制限に対してカウントされます。ユーザーがあなたとフォルダを共有する場合、そのフォルダのコンテンツはあなたの割当て制限に対してカウントされません。現在持っているストレージ領域を拡大する必要がある場合は、サービス管理者に問い合せてください。