サイトの機能を作成、共有および使用できるユーザーを指定することで、ユーザーによるOracle CloudにホストされているWebサイトの設計、作成、公開および管理が可能になります。
Oracle Content Managementのサイト機能は、コンテンツ、コラボレーションおよび創造性を1つのユーザー・インタフェースに統合します。シームレスにコンテンツを取得および再利用したサイトの構築、サイト・コンテンツの管理、以前より簡単なグループ間での共有コンテンツのコラボレーションを行うことができます。
注:
Oracle Content Management Starter Editionを使用している場合は、1つのサイトのみに制限され、サイト・ガバナンスはサポートされません。完全な機能セットを利用するには、Premium Editionにアップグレードします。「サイト」ページでは、次のアクションを実行できます。
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
サイトの作成を無効化しても、ユーザーは、階層内のテンプレートおよび他のフォルダを表示し操作できます。また、サイトを共有している場合、既存のサイトを操作できます。ロールに応じて、サイトを表示、編集または管理できます。
サイト機能を有効にした場合、ユーザーは、機密情報を含め、自分がアクセス権を持つコンテンツを公開できます。ユーザーをセキュアなサイトのみの作成に制限できます。これにより、ユーザーはサイトのコンテンツを表示する前にサインインしなければならなくなります。さらにセキュリティを高めるために、サイトの作成を管理者に限定できます。
Building Sites with Oracle Content Managementのサイトの作成と管理を参照してください。
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
ガバナンスが有効になっている場合:
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
メンバーとして明示的に選択した認証済ユーザーのみが公開されたサイトにアクセスできます。選択されたユーザーをさらにOracle Content Managementユーザーに制限できます。
認証済のサービス・ユーザー、標準ユーザーまたはエンタープライズ・ユーザーのみがセキュア・サイトにアクセスできます。認証されたビジターは除外されます。
パブリック・サイトにアクセスできるユーザーの指定の詳細は、 Building Sites with Oracle Content Managementのサイト・セキュリティの変更を参照してください。
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
共有を無効にした場合でも、ユーザーはテーマおよびサイトを作成および公開できます。テーマまたはサイトに対してマネージャ・ロールを持つユーザー(所有者または管理者)は、テーマまたはサイトを編集または公開できます。
共有を無効にした場合、ユーザーはユーザー・インタフェースを通じてサイトおよびテーマを共有できなくなります。Oracle Cloud REST API for Content Managementを使用してテーマおよびサイト・フォルダの共有を実装することはできます。
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
「編集」をクリックし、次に示すGoogle Analytics用のWeb分析追跡スニペットのようなスニペットを追加します:
<!--Global site tag (gtag.js - Google Analytics --> <script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=UA-85172963-3"></script> <script> window.dataLayer = window.dataLayer || O: function gtag0{dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date0; gtag('config', 'UA-85172963-3'): </script>
「完了」をクリックし、「保存」をクリックします。
ここの追跡スニペットはサイトの設定で使用可能になりますが、そのサイトの分析を収集するには、サイト・マネージャがサイトでスニペットを有効化して変更を公開し、必要に応じてサイトをオンラインにする必要があります。サイト・マネージャは、サイト設定またはページ設定でスニペットをカスタマイズすることもできます。
サイト・マネージャがサイトを公開してオンラインにすると、追跡された分析データをGoogle Analyticsなどベンダーのサイト上で表示できます。Oracle Infinity分析追跡用のスニペットを使用した場合、Oracle Infinityホーム・ページに移動し「分析」をクリックしてデータを表示し、レポートを選択または作成します。
会社でコンパイル済サイトが使用されている場合、インスタンスで作成されたコンパイル済サイトに対してデフォルトで使用されるカスタム・キャッシュ制御ヘッダーを設定できます。
デフォルトで、コンパイル済のサイトは、300秒(5分間)ユーザーのブラウザにキャッシュされます。ただし、管理設定を通じて、インスタンスのこのデフォルトを変更できます。サイト管理者が、サイト・プロパティで個別のサイトの設定を変更することもできます。
コンパイル済サイトのデフォルト・キャッシュの設定を変更するには、次の手順を実行します。
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
Cache-Control: max-age=300 Edge-Control: !no-store,max-age=1800,downstream-ttl=1800
Cache-Control
は、ページがユーザーのブラウザにキャッシュされる期間を決定します。デフォルトは300秒(5分)です。Edge-Control
は、Akamai固有の設定です。インスタンスでAkamaiが使用されていない場合、この設定の影響はありません。
!no-store
は、この設定により、対応するプロパティのAkamaiキャッシュ構成がオーバーライドされることを示しています。max-age
により、Akamaiがこのページをキャッシュする長さが決定されます。デフォルトは1800秒(30分)です。この間、Akamaiは、Oracle Content Managementのページをリクエストすることなく、ページのリクエストを実行します。downstream-ttl
は、Akamaiに"Cache-Control: max-age"ヘッダーをそのレスポンスとともにクライアント・ブラウザに送信するように伝え、これらのブラウザに、割り当てられた時間の間、ページをキャッシュするように指示します。デフォルトは1800秒(30分)です。設定を変更した後、「保存」をクリックします。
デフォルト値に戻すには、デフォルトを表示をクリックして、次に「保存」をクリックします。
サイト・コンパイル・サービスを使用している場合は、サイトを公開時にコンパイルできるようにコンパイル・エンドポイントURLをOracle Content Managementに登録する必要があります。
サイト・コンパイル・サービスの設定の詳細は、Integrating and Extending Oracle Content Managementのサイト・コンパイル・サービスのセットアップに関する項を参照してください。
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
サイト・ガバナンスが有効になっている場合は、有効期限切れのサイトを自動的にオフラインにしたり、削除することもできます。
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
ナビゲーション・メニューの「サイト」をクリックし、「サイト」メニューから「ごみ箱」を選択することで、削除されたサイトのリストを表示できます。
Building Sites with Oracle Content Managementのサイト・ガバナンスの理解を参照してください。
Oracle Content Management Webアプリケーションに管理者としてサインインしたら、ナビゲーション・メニューの「管理」領域の「システム」をクリックします。
このオプションでは、Oracle Content Management付属のテンプレートがインストールされます。テンプレートをインストールするのが初めての場合、テンプレート、関連付けられているテーマ、およびテンプレートに含まれるすべてのカスタム・コンポーネントについて、新しいフォルダが作成されます。これらのテンプレートを以前インストールしている場合、再度インストールすると、関連付けられているテンプレート、テーマおよびカスタム・コンポーネント・ファイルが、設定済の共有設定も含めて上書きされます。テンプレートのインストール後、目的のユーザーとテンプレートを共有します。
テンプレートは、共有するまで他のユーザーは使用できません。テンプレートをユーザーと初めて共有すると、関連付けられたテーマおよび関連付けられたカスタム・コンポーネントは、テーマおよびコンポーネントに対するダウンロード実行者ロールが付与された指定のユーザーと自動的に共有され、ユーザーがテンプレートからサイトを作成する場合に使用できるようになります。その後、テンプレート内で1人以上のユーザーのロールに変更を加えても、関連付けられたテーマまたはカスタム・コンポーネントの共有情報は更新されません。
Oracle Identity Cloud Service (IDCS)には、デフォルトで、埋込みのサインイン・ページが含まれています。IDCSには、サインイン・ページのカスタマイズ方法が用意されています。ただし、ブランディング機能でサポートされている範囲を超えてサインイン・ページのルック・アンド・フィールをパーソナライズする必要がある場合は、IDCSが提供する認証APIを使用して、カスタマイズされた独自のサインイン・ページを作成できます。
Oracle Content Managementにはカスタム・サインイン機能があり、サイト・ページをカスタム・サインイン・ページとして使用できます。一度構成すると、それがOracle Content Managementとすべてのセキュア・サイトのサインイン・ページになります。
注:
カスタム・サインイン機能を使用できるのは、第2世代のOracle Cloud Infrastructure (OCI)上でネイティブに実行されている(つまり、Infrastructureコンソールを使用してサービス・インスタンスを管理している) Oracle Content Managementインスタンスのみです。Starterテンプレートには、使用開始をサポートするサンプルのサインイン・ページと、カスタムのサインイン・コンポーネントが含まれています。
カスタム・サインインの使用ステップ
次に、実行が必要な内容の概要を示します:
カスタム・サインインの有効化
サイトを公開してオンラインにしたら、カスタム・サインイン用に有効化する必要があります。
重要:
正しいページを選択していることを確認してください。サインアウトした場合やセッションが終了した場合は、Oracle Content Managementに再度直接サインインすることはできません。Oracle Cloudにサインインしてから、Oracle Content Managementインスタンスに移動する必要があります。その後、「サイトとアセット」ページに戻って、問題を修正します。カスタム・サインイン・ページを構成したら、関連するサイトをオフラインにすることや、非公開にすることはできません。
ユーザーに新しいサインイン・ページが表示されることを伝え、フィッシング詐欺やその類いのものだと心配させないようにする必要があります。
カスタム・サインインのリセット
サインイン・ページは、次の方法で、Oracle Identity Cloud Service (IDCS)に含まれているすぐに利用可能なサインイン・ページにリセットできます:
テナント名を入力し、「続行」をクリックします。