代替ビューおよびビューポイントを使用すると、エンタープライズ・データを別の方法で整理して表示できます。
アプリケーションを登録すると、デフォルト・ビューが自動的に作成されます。このデフォルト・ビューには、アプリケーション内のバインドされた個々のディメンションのビューポイントが含まれます。そのため、デフォルト・ビューを使用すると、外部アプリケーションの構造に一致する階層構造で、すべてのディメンションのすべてのデータを操作できます。
では、編成済のこの階層構造を別の方法で整理して表示するにはどうすればよいでしょうか。または、特定のユーザーがアプリケーション内のデータのサブセットを操作できるようにするにはどうすればよいでしょうか。あるいは、複数のアプリケーションからのデータを同時に操作するにはどうすればよいでしょうか。これらのユースケースに対して代替ビューおよびビューポイントを作成できます。
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代替ビューポイントの作成について学習します。 |
代替ビューの定義
デフォルトのアプリケーション・ビューとは別のビューを作成する主なユースケースは2つあります:
この代替ビューではエンタープライズ・データを操作するためのより柔軟なオプションが複数提供されます:
代替ビューポイントの定義
代替ビューポイントでは、バインドされたビューポイントの階層とは異なる階層を使用して、ノードを集約、ロールアップまたは要約できます。つまり、代替ビューポイントを使用すると、バインドされたビューポイントの最上位ノード以外の最上位ノードを使用して下位レベルのノードをグループ化できます。
次のリストに、代替ビューポイント作成の一般的な理由をいくつか示します。
たとえば、代替ビューポイントを使用して、事業部門を分割した場合の影響を分析できます。次に代替ビューポイントを外部アプリケーションにエクスポートして、関連するデータに対する影響を評価できます。