様々なタイプの代替ビューポイントがあります。どのタイプの代替ビューポイントを使用するか、代替ビューポイントの構築にどのデータ・チェーン・オブジェクトを使用するかは、目的に応じて決まります。どのタイプの代替ビューポイントを定義する必要があるか、どのデータ・チェーン・オブジェクトを作成する必要があるかは、次の質問で特定できます。
保持される場合、ユーザーが作業する代替ビューポイントはバインドされたビューポイントと一致しますか、それともビューポイントが変わりますか。
作成可能な代替ビューポイントのタイプを次の表にまとめます。
表21-1 代替ビューポイントのタイプ
タイプ | 例 | 詳細情報 |
---|---|---|
バインドされたビューポイントの親子関係を保持したまま、ノードを新しい最上位ノードでグループ化します。 | 地域および機能でロールアップされるコスト・センター。 | 異なる最上位ノードを使用する代替ビューポイント |
バインドされたビューポイントで定義されている親子関係と異なる親子関係を定義します。
このタイプの階層は、仮定計画シナリオまたは将来の計画シナリオで頻繁に使用されます。 |
事業部門の再編成の影響分析。 | 異なる親子関係を使用する代替ビューポイント |
バインドされたビューポイントのデータ・チェーンに含まれないノード・タイプを使用して関係を作成します。 | 製品のバインドされたビューポイントで開始され、サプライヤでまとめられた製品リスト階層。 | 異なるノード・タイプを使用する代替ビューポイント |
情報を相互に共有している、異なるアプリケーションのノード間の関係を定義します。 | マッピング階層は、あるアプリケーションのソース・ノードを別のアプリケーションのターゲット・ノードにマッピングします。マッピング階層は、ディメンション・マッピング関係をディメンションの階層関係から分離します。 | マッピング・ビューポイントの作成 |
新しいノード・タイプ、ノード・セットまたは階層セットを作成する必要がある場合は、次を参照してください。
代替ビューポイントのデータのエクスポート
代替ビューポイントのデータを外部アプリケーションにエクスポートするには、ディメンションを代替ビューポイントにバインドします。Planningおよびフリーフォーム・アプリケーションのディメンションへのビューポイントのバインドを参照してください。
注:
汎用アプリケーションのディメンションに対してバインドされたビューポイントは変更できません。ただし、代替ビューポイントのデータはダウンロードして外部アプリケーションにロードできます。ビューポイントのダウンロードを参照してください。