データ・チェーン・オブジェクトのアーカイブおよびアーカイブ解除

アクティブなデータ・チェーン・オブジェクト(ビューポイント、ノード・セット、階層セット、およびノード・タイプ)は、今後使用しない場合はアーカイブできます。アーカイブしたデータ・チェーン・オブジェクトのステータスをアクティブに戻すこともできます。

考慮事項

  • データ・チェーン・オブジェクトを含むアプリケーションまたはディメンションに対する所有者またはメタデータ・マネージャ権限を持つユーザーは、オブジェクトのステータスを変更できます。

  • データ・チェーン・オブジェクトのステータスをアクティブに戻すには、データ・チェーン・オブジェクトを含むディメンションがアクティブである必要があります。

  • ディメンションをアプリケーション登録から除去すると、ディメンションとそのデータ・チェーン・オブジェクトがアーカイブ済に設定されます。

  • ディメンションにバインドされたビューポイントはアーカイブできません。ディメンションにバインドされたビューポイントをアーカイブするには、ディメンションにバインドされたビューポイントを最初に変更する必要があります。Planningおよびフリーフォーム・アプリケーションのディメンションへのビューポイントのバインドを参照してください。汎用アプリケーション・ディメンションに関しては、汎用アプリケーションのユーザー定義ディメンションにバインドされたビューポイントの変更を参照してください。

  • ビューポイントはいつでもアーカイブ済に設定できます。ただし、アーカイブされたビューポイントを参照するアイテム詳細を持つ要求を検証すると、ビューポイントが見つからなかったことを通知する検証メッセージを受信します。アーカイブされたビューポイントを参照する要求アイテム詳細を削除して要求を再度検証するか、ステータスがドラフトの場合は要求全体を削除できます。

詳細は、データ・オブジェクトおよびデータ・チェーンの操作を参照してください。

アーカイブの順序

アクティブなデータ・チェーン・オブジェクトは、他のアクティブなデータ・チェーン・オブジェクトがそのオブジェクトに依存していなければアーカイブできます。データ・チェーン・オブジェクトは、ビューポイント、ノード・セット、階層セット(使用している場合)、ノード・タイプの順番でアーカイブする必要があります。次の例では、ビューポイントをアーカイブしています。ノード・セットをアーカイブするまでは、階層セットをアーカイブできません。


データ・チェーン・オブジェクトのアーカイブ順序

データ・チェーン・オブジェクトのアーカイブ

データ・チェーン・オブジェクトをアーカイブするには:

注:

データ・チェーン・オブジェクトは、ビューポイント、ノード・セット、階層セット、ノード・タイプの順番でアーカイブします。

  1. データ・チェーン・オブジェクトを含むビューを検査します。

  2. 「定義」を選択し、ビューポイント名をクリックします。

    ビューポイント・インスペクタの「全般」タブが開きます。

  3. 次のステップに従います。

    • ビューポイントをアーカイブするには:

      1. 「編集」をクリックします。

      2. 「ステータス」「アーカイブ済」を選択し、「保存」をクリックします。

    • ノード・セット、階層セット、またはノード・タイプをアーカイブするには:

      1. 「データ・チェーン」を選択します。

      2. データ・チェーン・オブジェクトをクリックします。

      3. アーカイブするオブジェクトを選択します。

      4. 「編集」をクリックします。

      5. 「ステータス」「アーカイブ済」を選択し、「保存」をクリックします。

アーカイブ解除の順序

アーカイブ済オブジェクトのステータスをアクティブに戻すことができるのは、そのオブジェクトが依存しているオブジェクトもアクティブな場合のみです。データ・チェーン・オブジェクトのステータスをアクティブに設定する場合は、ノード・タイプ、階層セット(使用している場合)、ノード・セット、ビューポイントの順序で行う必要があります。前述の例では、ノード・タイプ、階層セット、およびノード・セットの順番でステータスをアクティブに戻しています。この時点で、ビューポイントのステータスもアクティブに設定できます。

データ・チェーン・オブジェクトのアーカイブ解除

データ・チェーン・オブジェクトのステータスをアクティブに戻すには:

注:

データ・チェーン・オブジェクトのステータスをアクティブに戻す場合は、ノード・タイプ、階層セット、ノード・セット、ビューポイントの順序で行います。

  1. データ・チェーン・オブジェクトを含むビューを検査します。

  2. 「定義」を選択し、ビューポイント名をクリックします。

    ビューポイント・インスペクタの「全般」タブが開きます。

  3. 次のステップに従います。

    • ビューポイントのステータスをアクティブに戻すには:

      1. 「編集」をクリックします。

      2. 「ステータス」「アクティブ」を選択し、「保存」をクリックします。

    • ノード・セット、階層セット、またはノード・タイプのステータスをアクティブに戻すには:

      1. 「データ・チェーン」を選択します。

      2. データ・チェーン・オブジェクトをクリックします。

      3. ステータスをアクティブに戻すオブジェクトを選択します。

      4. 「編集」をクリックします。

      5. 「ステータス」「アクティブ」を選択し、「保存」をクリックします。