重複除外結果の理解

重複除外結果セット・パネル

重複除外結果セット・パネルには、この要求に対して実行した照合の重複除外結果セットが、クラスタリング・プロパティまたはノード作成日別に表示されます(複数の異なるビューポイントまたはノード・タイプを重複除外する場合)。重複除外結果セットをクリックして、そのクラスタリング・プロパティまたは作成日の一致にビューを切り替えます。

各重複除外結果セットには、一致の候補がある一致したノードの合計数と、受入れ、却下およびスキップされた一致の候補がある一致したノードの数が表示されます。

このパネルから、次のアクションを実行できます:

• 新規照合を作成して実行します。ビューポイントに対する重複除外操作の実行を参照してください。
• 現在の照合を再実行します。照合の再実行を参照してください。
• 照合から変更を適用します。重複除外結果からの変更の適用を参照してください。
• 照合から照合結果を破棄します。重複除外結果の破棄を参照してください。

「サマリー」セクション

「サマリー」セクションには、照合に使用されたビューポイント、ノード・タイプ、クラスタ・キー(クラスタ・キーベースの重複除外の場合)またはノード作成日(時間ベースの重複除外の場合)、ビューポイント内の一致ありの一致したノード数と一致なしのノード数、重複除外が実行された日時および最後に処理されたノードの作成日が表示されます。ビューポイントまたはノード・タイプをクリックして、そのオブジェクトを検査できます。

「重複除外結果」セクション

「重複除外結果」セクションには、選択した重複除外結果セットの一致の候補が表示され、一致を受入れ、却下またはスキップできます。クラスタ・キー重複除外操作の場合は、クラスタ・キーが表示されます。照合ルールで使用されたその他のプロパティは、太字で強調表示されます。

候補が複数の照合ルールの基準を満たす場合は、その候補に対して1つの結果が返され、関連付けられた照合ルールが表示されます。各ルールの照合スコアも表示されます。たとえば、上のスクリーンショットでは、TRL Bank Limited候補は、Name and IndustryとIndustry Onlyの2つの照合ルールの基準を満たしています。

「重複除外結果」セクションには、次の情報が含まれています:

• 一致したノード: 結果セットは、一致したノード(つまり、評価するデータ・ソースのノード)別にグループ化されます。一致したノードはデータ・ソース()アイコン付きで表示され、グレーの背景でハイライト表示されます。各一致したノードの「照合結果」列には、見つかった照合結果の数が表示されます。

  前述の例では、"Dink Bank Limited"という名前の最初の行が一致したノードです。

• 一致の候補: 各一致したノードの下に一致の候補がインデントされます。一致の候補は、照合ルールに基づいて照合するノードであり、ノード()アイコン付きで表示されます。各候補に関する次の詳細が表示されます。(例の列は、前述のスクリーンショットの例に対応する値を示しています。)

  列	説明	例
  名前	一致の候補の「名前」プロパティ。 Note: 照合に「名前」プロパティが使用された場合は、列ヘッダーに情報アイコンが表示されます。	一致の候補には、TRL Bank Limited、Bank of Salem、Moore Limitedなどがあります。
  クラスタリング・プロパティ(クラスタ・キーベースの重複除外のみ)	重複除外に使用されたクラスタリング・プロパティ値。	業種
  照合に使用される追加のプロパティ	照合ルールで「名前」以外のプロパティが使用されている場合、それらは情報アイコン付きの列として列ヘッダーに表示されます。	業種
  照合結果	一致したノードごとに、一致の数が表示されます。 一致の候補には、「確認」が表示され、これはノード・タイプのノードが一致したノードと一致する可能性が識別されたことを示します。	一致したノードの行には29が表示され、一致の候補の行にはすべて、可能性がある一致の候補として識別されたことを示す「確認」が表示されています。
  照合ルールおよびスコア	次の情報が表示されます: そのノード・タイプとデータ・ソースに対する照合ルールの名前 一致の候補の信頼度レベル。数値のスコアと色付きのメーター・バーで示されます。 照合スコアリングの詳細は、FAQ 照合スコアはどのように計算され、どのように使用しますか。を参照してください	最初の3つの業種のみ照合ルールは100の信頼度レベルで表示されています。これは、一致の候補が照合ルールの基準に完全に一致していることを示します。他の候補の数値は低く、これらの候補が照合ルールの基準の一部のみに一致しているため、候補の信頼度レベルが低いことを示しています。 Name and Industryルールの候補には、一致したノードと一致の候補の間で共有されている名前の文字数に応じて、様々な数値が表示されます。
  ステータス	次の情報が表示されます: 保留中: 一致の候補に対して、アクションをまだ実行していません。 受入済: 一致の候補を一致として受け入れました。 Note: 一致の候補を受け入れると、その要求アイテムのその他すべての「保留中」の一致の候補が自動的に「却下済」に更新されます。 却下済: 別の一致候補を受け入れたか、一致の候補を却下したことで、一致の候補を却下しました。 スキップ済: 一致の候補を確認し、スキップとしてマークしました。候補を「スキップ済」としてマークすると、このノード・タイプとデータ・ソースについて次回照合を実行するときに、その候補が再度表示され、アクションを実行できるようになります。 重複: 一致の候補は、この要求内のビューポイントの別のノードの重複としてすでに受け入れられている一致したノードです。	TRL Bank Limitedは「受入済」ですが、Bank UniteとBank Salemは「スキップ済」です。 Bank Citoyenは「重複」としてマークされています。これは、この要求ですでに重複ノードとして受け入れられていることを意味します。
  アクション	一致の候補を受入れ、却下またはスキップできます。重複除外結果の確認および変更の適用を参照してください。	各一致の候補に対して「受入れ」、「却下」および「スキップ」ボタンが表示されます。

重複除外詳細

「重複除外詳細」セクションには、一致した(ソース)ノードと一致の候補(ターゲット)ノードの両方のプロパティが、比較できるように左右並びで表示されます。

ドロップダウン・メニューを使用して、ソース・ノードのビューポイントを(階層ビューポイントの場合は親も)選択します。

• 「ソース・ノード」セクションには、親プロパティおよび関係プロパティを含めた、一致したノード・インスタンスのプロパティおよび値が表示されます。
• 「ターゲット・ノード」セクションには、ビューポイントの一致の候補のプロパティおよび値が表示されます。

ソース・ノードとターゲット・ノード間のプロパティ値の違いは、等しくない(≠)記号で示されます。

「ソース・ノード」列または「ターゲット・ノード」列のラジオ・ボタンを選択することで、存続するノードのソース・プロパティ値またはターゲット・プロパティ値を保持できます。「保持」列は、プロパティの値がソース・ノードまたはターゲット・ノードのどちらから取得されたかを示します(マージ中に保持するプロパティの選択を参照)。表示されるプロパティおよびデフォルトの保持設定は、ノード・タイプとデータ・ソースに対して設定された生存ルールに基づきます。生存ルールの作成、編集および削除を参照してください。