グローバル付加フレックスフィールドの追加

登録時に最大50個の付加フレックスフィールドを定義し、それらをOracle E-Business Suite一般会計に対してインポートおよびエクスポートできます。

付加フレックスフィールドについて

付加フレックスフィールドはユーザー定義の属性で、セグメント値に関する追加属性を取得できます。たとえば、「製品」セグメントには、色およびサイズの付加フレックスフィールドを含めることができます。2タイプの付加フレックスフィールドがあります。

  • グローバル付加フレックスフィールドは、アプリケーション内のすべてのセグメントに適用され、フレックスフィールドとその関連プロパティは両方とも一意である必要があります。グローバル付加フレックスフィールドの名前またはプロパティは、別のグローバル・フレックスフィールドまたはコンテキスト依存型フレックスフィールドで再利用できません。
  • コンテキスト依存型付加フレックスフィールドは、特定のセグメントにのみ適用され、フレックスフィールドとその関連プロパティは両方とも他のセグメントで再利用できます。

グローバル付加フレックスフィールドとコンテキスト依存型付加フレックスフィールドの使用方法を示すために、「勘定科目」、「エンティティ」および「製品」の3つのセグメントがあるとします。3つすべてのセグメントに適用する属性がある場合は、グローバル付加フレックスフィールドを作成し、すべてのセグメントに追加します。しかし、2つのセグメントのみに適用する属性がある場合は、コンテキスト依存型付加フレックスフィールドを作成し、属性を適用する2つのセグメントのみに追加します。

付加フレックスフィールドの詳細は、Oracle Applications Cloud構成と拡張フレックスフィールドの概要を参照してください。

グローバル付加フレックスフィールドを追加するには:

  1. 「グローバル付加フレックスフィールドの追加」で、「追加」をクリックします。
  2. 「フレックスフィールド名」を入力し、フレックスフィールドが必要かどうかを指定します。グローバル付加フレックスフィールドの場合、名前は一意である必要があります。
  3. 「列」で、ドロップダウン・メニューをクリックし、フレックスフィールドの属性の場所(1-50)を選択します。このフィールドは、インポート・ファイルおよびエクスポート・ファイル内でこのフレックスフィールドの値の場所を決定します。

    グローバルまたはコンテキスト依存型付加フレックスフィールドのいずれかの属性の場所を選択すると、その場所は別のフレックスフィールドで選択できなくなります。たとえば、グローバル付加フレックスフィールドのAttribute 3の場所を選択した場合、別のグローバルまたはコンテキスト依存型付加フレックスフィールドを追加するとき、ドロップダウン・メニューにAttribute 3は表示されません。

  4. 「プロパティ」で、ドロップダウン・メニューをクリックし、アクションを実行します。
    • フレックスフィールドの新規プロパティを作成するには、「(新規プロパティの追加)」を選択して「次」をクリックします。フレックスフィールドの新規プロパティの追加に進みます。
    • フレックスフィールドの既存のプロパティを選択して「次」をクリックし、付加フレックスフィールドの追加に戻ります。グローバル付加フレックスフィールドの既存のプロパティを選択すると、ドロップダウン・リストからそのプロパティは除去され、他のグローバルまたはコンテキスト依存型付加フレックスフィールドに対して選択できなくなります。

フレックスフィールドの新規プロパティの追加

  1. デフォルトでは、プロパティ名は"DFF {Flexfield Name}"です。オプションで、名前を変更したり、プロパティの説明を入力して、「次」をクリックします。
  2. プロパティのパラメータを次のように指定します。
    パラメータ 説明
    文字列の大/小文字 プロパティが「大文字」か、「小文字」か、または「大/小文字混在」かを指定します。
    無効な文字 プロパティに対して無効な文字を指定します。「無効な文字」フィールドをクリックし、表示されたリストから無効な文字を選択します。
    最小長 プロパティの最小テキスト長を入力します。デフォルト値は0です。
    最大長 プロパティの最大テキスト長を入力します。デフォルト値は240で、最大値は240を超えることができません。
    許容値リストの使用 プロパティ・フィールドへの入力は、「許容値」にリストされた値のみに制限することを選択します。
    空白エントリを含む このプロパティを空白のままにするのを許可することを選択します。
    許容値 このプロパティに対して表示する値を入力します。値を入力し、[Tab]を押して次の値を入力します。ユーザー入力をこのフィールド内の値のみに制限するには、「許容値リストの使用」を選択します。
    デフォルト値 プロパティのデフォルト値を入力します。
    継承 このプロパティに対して位置指定の継承を使用するかどうかを選択します。プロパティの継承を参照してください。
  3. 「次」をクリックして、「グローバル付加フレックスフィールドの追加」に戻ります。追加したグローバル付加フレックスフィールドが、属性の場所のデフォルト名、および入力したフレックスフィールド名(たとえば、"Attribute 1 - Color")とともに表示されます。
  4. 「追加」をクリックして別のフレックスフィールドを追加するか、または「次」をクリックして登録を続行します。