権限およびポリシー・レポート

権限レポートおよびポリシー・レポートでは、すべてのアプリケーションにわたってユーザーとグループに割り当てられている権限およびポリシー・タイプの包括的なビューを提供します。これらのレポートは、アプリケーション全体のユーザー・アクセスを簡単に表示できるため、アクセスを設定または変更できます。レポートから、関連するアプリケーション、ディメンションおよびデータ・チェーン・オブジェクトを検査して、詳細を表示したり、権限やポリシーを変更できます。

注:

アーカイブされたデータ・チェーン・オブジェクトの権限およびポリシーは、レポートには含まれません。

次のレポートを使用できます:

  • ユーザー別: 指定したユーザーの権限およびポリシーが表示されます。
  • グループ別: 指定したユーザー・グループの権限およびポリシーが表示されます。
  • ポリシー・リスト: 選択したデータ・チェーン・オブジェクト全体のすべてのポリシーのリストが表示されます。

権限およびポリシー・レポートのナビゲート

権限およびポリシーのレポートでは、次のアイコンが使用されます:

  • 権限アイコン - 権限を示します

  • ポリシー・アイコン - ポリシーを示します

  • ユーザー・アイコン - ユーザーを示します

  • グループ・アイコン - ユーザー・グループを示します

検索ボタンをクリックしてテキストを入力することで、レポートの結果を検索できます。入力したテキストについて、レポートの列が検索されます。ダウンロード・ボタンをクリックしてレポートをダウンロードすることもできます。

レポートをカスタマイズして、特定の権限およびポリシーの情報を表示するには、フィルタを使用します。フィルタを変更した後にレポートを再実行するには、「リフレッシュ」 リフレッシュをクリックし、レポートのフィルタをデフォルト設定にリセットするには、「すべてのフィルタのリセット」アイコンリセット・ボタンをクリックします。

ユーザー別

レポートをユーザー別に作成するには、次のフィルタから選択します:

  • データ・チェーン - 「すべて」を選択するか、アプリケーション、ディメンション、ノード・タイプおよび階層セットから選択します。

  • ユーザー - 「すべて」「現在のユーザー」または特定のユーザーを選択します。レポートを最初に開いたときのデフォルト設定は「現在のユーザー」です。

  • ポリシー/権限 - 「すべて」「承認者」「コミット者」「データ・マネージャ」「メタデータ・マネージャ」「通知済」「所有者」「参加者(読取り)」または「参加者(書込み)」を選択します。

たとえば、このレポートで、Anitaは、3つのアプリケーションに対してデータ・マネージャ権限があり、Corporate Planningに対してメタデータ・マネージャ権限があり、Financials Cloudアプリケーションに対して参加者(書込み)権限があり、Financials CloudアプリケーションのCorporate Companyディメンションに対する承認者です。


前述の権限レポートの例

グループ別

レポートをグループ別に作成するには、次のフィルタから選択します:

  • データ・チェーン: 「すべて」を選択するか、アプリケーション、ディメンション、ノード・タイプおよび階層セットから選択します。

  • ユーザー・グループ: 「すべて」または特定のグループを選択します。

    注:

    現在ユーザーが含まれていないグループには、空のグループ・アイコンアイコンが表示されます。サービス管理者は、アクセス制御でユーザーをグループに割当てできます。Oracle Enterprise Performance Management Cloudのアクセス制御の管理アクセス制御の概要を参照してください。
  • ポリシー/権限: 「すべて」「承認者」「コミット者」「データ・マネージャ」「メタデータ・マネージャ」「通知済」「所有者」「参加者(読取り)」または「参加者(書込み)」を選択します。

たとえば、このレポートで、アナリスト・ユーザー・グループには、2つのアプリケーションに対して参加者(書込み)権限があります。


グループ権限レポートの例

グループに割り当てられているユーザーを表示するには、行にカーソルを置き、情報アイコンにマウス・カーソルを置きます。


グループ・メンバー・アイコン

ポリシー・リスト

ポリシーを表示するには、次のフィルタから選択します:

  • データ・チェーン: 「すべて」を選択するか、「アプリケーション」「ディメンション」「階層セット」または「ノード・タイプ」から選択します。このフィルタを使用して、ポリシーが定義されているレベルを選択します。

  • ポリシー・タイプ: 「承認」「コミット」または「通知」を選択します。
  • レベル: 「すべて」「アプリケーション」「ディメンション」「階層セット」または「ノード・タイプ」を選択します。このフィルタを使用して、ポリシーが関係しているデータ・チェーン・オブジェクトを選択します。

    たとえば、Corporate Planningアプリケーション内のすべての階層セットに関するすべてのポリシーを表示するには、「データ・チェーン」フィルタでCorporate Planningアプリケーションを選択し、「レベル」フィルタで「階層セット」を選択します。

  • メソッド: 「すべて」「所有権」「パラレル」または「シリアル」を選択します。
  • ポリシー・グループ: 「すべて」、あるいは特定のユーザーまたはグループを選択します。
  • 有効: 「すべて」「True」または「False」を選択します。

ポリシー・リスト・レポートの例

権限およびポリシーの詳細は、次を参照してください: