セグメントおよびツリーの登録

次のステップを使用して、Oracle Financials Cloudアプリケーションのセグメントおよびツリーを登録します。

セグメントの登録

セグメントを登録するには:

  1. 「セグメントの追加」「追加」をクリックします。
  2. セグメントの「値セット・コード」を入力し、オプションで「説明」を入力します。
  3. このセグメントが勘定体系で標準勘定科目として使用される場合は、「標準勘定科目セグメント」の横にあるチェック・ボックスを選択します。
  4. 「値のタイプ」で、値セットの値がテキストか数値かを指定します。
  5. 値セットの値の最大文字長を入力して、「次」をクリックします。
  6. ステップ4で選択された値タイプに基づいてアクションを実行します。
    • テキスト値タイプの場合:
      1. 値セットの値の最小値と最大値を入力します。英数字または数値を入力できます。たとえば、最小フィールドにXXXXXおよび最大フィールドに99999と入力した場合、ユーザーはX、YまたはZで始まる値または99999までの数値を入力できます。
      2. 値セットの値を大文字のみにする必要がある場合は、「大文字」を選択します。
      3. 値の文字数を最大文字長と同じ文字数にする必要がある場合は、「ゼロ埋め」を選択します。

        たとえば、最大文字長が5で、値AAAを入力するとします。ゼロ埋めが有効になっている場合、5文字になるように値を変更する必要があることが示されます(00AAAなど)。ゼロ埋めが有効になっていない場合、システムは入力された値を受け入れます。

    • 数値タイプの場合、値セットの値の最小値と最大値を入力します。

      注:

      数値タイプの場合、ゼロ埋めが自動的に適用されます。最大文字長が4で、値222を入力した場合、4文字になるように値を変更する必要があることが示されます(0222など)。

      数値にゼロ埋めを適用しない場合は、値タイプをテキストに変更し、数値の最小値と最大値を入力できます。これにより、ユーザーは数値を入力することは強制されますが、値をゼロで埋めることは強制されません。

  7. 「次」をクリックします。

コンテキスト依存型付加フレックスフィールドの追加

コンテキスト依存型付加フレックスフィールドを使用すると、特定のセグメントのみのセグメント値に関する追加属性を取得できます。コンテキスト依存型付加フレックスフィールドをセグメントに追加する手順はグローバル付加フレックスフィールドの追加と似ていますが、次の点が異なります。

  • コンテキスト依存型付加フレックスフィールドは、複数のセグメントで再利用できます。コンテキスト依存型付加フレックスフィールドを複数のセグメントに適用する場合は、適用するセグメントごとに付加フレックスフィールドを追加する必要があります。
  • コンテキスト依存型フレックスフィールドに関連付けられたプロパティも再利用できます。グローバル付加フレックスフィールドとは異なり、プロパティを選択してコンテキスト依存型フレックスフィールドに関連付けると、その値は「プロパティ」ドロップダウン・メニューから除去されず、異なるコンテキスト依存型フレックスフィールドに対して再度選択できます。

グローバル付加フレックスフィールドの追加を参照してください。

ツリーの登録

次に、セグメントのツリーを定義します。ツリーは、ツリー・コードとツリー・バージョン名で構成されます。各ツリー・コードには、複数のツリー・バージョンを設定できます。

注:

セグメントのツリーを入力する必要はありません。セグメントのツリーを1つも入力しなかった場合、セグメントのエクスポート時に、階層データを含むGLSegmentHierInterface.csvファイルは生成されません。Oracle Financials Cloud一般会計ディメンションのエクスポートを参照してください。

セグメントのツリーを定義するには:

  1. 「追加」をクリックします。
  2. 「ツリー・コード」「ツリー・バージョン名」を入力します。
  3. バージョンの開始日と終了日を入力して、「次」をクリックします。

    注:

    終了日は開始日以降にする必要があります。
  4. オプション: 追加しているツリー内で共有ノードを許可するには、「重複ノードを許可」を選択します。追加しているツリーの場合、このフィールドの値は、アプリケーション・レベルの設定(Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションの登録を参照)にデフォルト設定されますが、ツリー・レベルでオーバーライドできます。既存のツリーの場合、値は階層セットの「共有ノードを許可」設定から取得されます。階層セットの検査を参照してください。
  5. ツリー・コードとバージョン名の追加を続行するには、「追加」をクリックします。それ以外の場合は、「次」をクリックして「セグメントの追加」に戻ります。
  6. セグメントの追加を続行するには、「追加」をクリックします。それ以外の場合は、「次」をクリックして登録を続行します。財務カテゴリの追加、変更または除去を参照してください。