Tax Reportingのアプリケーション設定およびディメンションの登録

次のステップを使用して、Tax Reportingアプリケーションのアプリケーション設定およびディメンションを登録します。

アプリケーション設定を定義してディメンションを登録するには:

  1. Tax Reportingのアプリケーション設定の定義:
    フィールド 説明 アプリケーション設定の影響

    複数通貨アプリケーションか?

    アプリケーションで複数通貨がサポートされる場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理複数通貨の操作を参照してください。

    カスタム・ディメンションのRatesキューブを有効にします

    次のプロパティを作成します:

    • オーバーライドFX換算メソッド
    • FXレート - グローバル・アカウント・レート・オーバーライド
    • NIBT FXオーバーライド勘定科目

    通貨

    アプリケーションでサポートされる通貨を入力します。次の登録ステップに進むために、少なくとも1つの通貨を入力する必要があります。

     

    「CbCR」は有効ですか。

    アプリケーションで国別レポートがサポートされる場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理アプリケーションの機能の有効化を参照してください

    カスタム・ディメンションのCbCRキューブを有効にします

    Alias:CbCR Filing別名を作成します。

    「現在の未払税自動化」は有効ですか。

    アプリケーションで「現在の未払税自動化」がサポートされる場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理アプリケーションの機能の有効化を参照してください

    カスタム・ディメンションのConfigキューブを有効にします

    「現在の未払税自動化」プロパティを作成します。

    「繰延税金費用から株主資本」は有効ですか。

    アプリケーションで「繰延税金費用から株主資本」がサポートされる場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理アプリケーションの機能の有効化を参照してください

    DefExpToEquityプロパティを作成します。

    「中間引当」は有効ですか。

    アプリケーションで中間税引当がサポートされる場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理アプリケーションの機能の有効化を参照してください

    「シナリオ」フィールドにInterimForecastシナリオを追加します。

    AEETRGlobalEntityプロパティを作成します。

    「純営業損失自動化」は有効ですか。

    アプリケーションで純営業損失(NOL)自動化がサポートされる場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理アプリケーションの機能の有効化を参照してください

    カスタム・ディメンションのConfigキューブを有効にします

    「出資比率の管理」は有効ですか。

    アプリケーションで出資比率の管理が有効になっている場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理アプリケーションの機能の有効化を参照してください

    「NCI勘定科目」プロパティを作成します。

    スマート・リスト値を更新します。

    「Pillar 2」は有効ですか。

    アプリケーションでPillar 2が有効になっている場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理Pillar 2の操作を参照してください

    カスタム・ディメンションのConfigキューブを有効にします

    次のプロパティを作成します:

    • 繰延税金増減Pillar 2
    • PillarTwoEntity
    • 自動化ソース増減Pillar 2
    • PillarTwoCurrency

    スマート・リスト値を更新します。

    「セーフ・ハーバー」は有効ですか。

    Note:

    このオプションは、「「Pillar 2」は有効ですか。」が選択されている場合のみ使用可能です。

    アプリケーションでセーフ・ハーバー・ルールがサポートされる場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理暫定セーフ・ハーバー・ルールの操作を参照してください

    スマート・リスト値を更新します。

    「加重平均」は有効ですか。

    アプリケーションで純営業損失(NOL)自動化がサポートされる場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理アプリケーションの機能の有効化を参照してください

    次のプロパティを作成します:

    • WARSourceAccount
    • 加重出資比率勘定科目

    「シナリオ - 株主資本に対するエンティティの税率変更」は有効ですか。

    アプリケーションで「シナリオ - 株主資本に対するエンティティの税率変更」がサポートされる場合は、このチェック・ボックスを選択します。

    この設定の詳細は、Tax Reportingの管理アプリケーションの機能の有効化を参照してください

    {Scenario}_RCプロパティを作成します。{Scenario}は各シナリオの名前です。たとえば、Actual_RCのようになります。

    シナリオ

    Note:

    このオプションは、「「シナリオ - 株主資本に対するエンティティの税率変更」は有効ですか。」が選択されている場合のみ使用可能です。

    アプリケーションのシナリオを入力します。

    Actualシナリオはデフォルトで追加されています。

    「「中間引当」は有効ですか。」チェック・ボックスを選択した場合は、InterimForecastシナリオが追加されます。

    その他の別名表を入力

    アプリケーションのその他の別名表を入力します。

     

    その他のスマート・リスト

    アプリケーションのその他のスマート・リストを入力します。

     
  2. ディメンションを登録します。

    1つ以上のディメンションを登録するには、「追加」をクリックして、次の情報を入力します。

    フィールド 説明

    名前

    ディメンション名を入力します。

    入力する値は、Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementのビューポイント、ノード・セット、階層セット、ノード・タイプおよびディメンションの名前になります。

    Note:

    「名前」Cloud EDMのみでの表示名です。「外部ディメンション名」は、Tax Reportingにエクスポートされます。

    「カスタム」以外のディメンション・タイプの外部ディメンション名は、ディメンション・タイプに固定されます(たとえば、勘定科目)。「カスタム」ディメンションの場合は、外部ディメンション名を入力します。後述されている「外部ディメンション名」を参照してください。

    説明

    オプションでディメンションの説明を入力します。

    ディメンション・タイプ

    ディメンション・タイプを選択します:

    • 勘定科目
    • エンティティ
    • 増減
    • 管轄
    • 通貨(元)
    • カスタム

    共有ノードを許可

    管理しているディメンションに共有ノードがある場合に選択します。

    キューブ

    (「カスタム」ディメンション・タイプのみ)

    Note:

    選択したキューブごとに、キューブ固有のプロパティのセットが作成されます(たとえば、「プラン・タイプ」)。
    (オプション): カスタム・ディメンションに有効なキューブを選択します。選択できるキューブは、選択したアプリケーション設定によって次のように異なります:
    • Consol: 常に使用可能
    • Rates: 「複数通貨アプリケーションか?」を選択した場合に使用可能
    • CbCR: 「「CbCR」は有効ですか。」を選択した場合に使用可能
    • Config: 次のいずれかの設定を選択した場合に使用可能:
      • 「現在の未払税自動化」は有効ですか。
      • 「純営業損失自動化」は有効ですか。
      • 「Pillar 2」は有効ですか。

    外部ディメンション名

    (「カスタム」ディメンション・タイプのみ)

    ディメンション・タイプが「カスタム」の場合は、外部ディメンション名を入力します。

  3. 「次」をクリックします。
  4. 必要に応じて1つ以上の属性をディメンションに追加します:

    Note:

    アプリケーションを登録する際は、登録設定に応じていくつかの属性が事前定義されます。Tax Reportingアプリケーションの事前定義済属性を参照してください。この登録ステップの中で、必要に応じて1つ以上の追加の属性を追加できます。
    • 簡易属性の場合:
      • 「簡易属性」を選択します。
      • 属性名を入力します。
      • 属性に使用するすべての値を入力します。

        Note:

        属性名はAttribute - nameプロパティに配置され、値はプルダウン・リストに配置されます。
    • 属性ディメンションの場合:
      • 「属性ディメンション」を選択します。
      • 属性ディメンション名を入力します。

        Note:

        属性ディメンション名はAttribute Dim - nameノード・データ型プロパティに配置され、属性ディメンションのビューポイントがアプリケーションのデフォルト・ビューに追加されます。
      • 「属性タイプ」で、「テキスト」、「数値」または「日付」を選択します。

      属性の理解を参照してください。

    • 登録済ディメンションの場合:
      • 「登録済ディメンション」を選択します。
      • 属性名を入力します。

        Note:

        登録済ディメンションを参照するために、入力した名前でノード・データ型プロパティが作成されます。
      • 「ディメンション」ドロップダウン・メニューから、参照する属性値を含むディメンションを選択します。

    Note:

    簡易属性、属性ディメンションおよび登録済ディメンションでは、属性名は事前定義済の勘定科目名(「勘定科目」、「エンティティ」、「増減」、「管轄」、「通貨(元)」)、または入力した外部カスタム・ディメンション名と同じにはできません。また、名前は、事前定義済のいずれかの属性ディメンション名にはできません: Tax Reportingアプリケーションの事前定義済属性

  5. 要約を確認して、「適用」をクリックします。

    ディメンションとそのデータ・チェーンが作成されます。データ・オブジェクトはディメンションにバインドされ、アクティブ・ステータスが設定されます。これで、ディメンション・データをインポートできます(Tax Reportingディメンションのインポートを参照)。