Tax Reportingアプリケーションの登録

外部アプリケーション設定、接続URL、ディメンションなどの情報の入力を求めるウィザードを使用してTax Reportingアプリケーションを登録および変更します。

開始する前に:

  • アプリケーションを登録するには、「アプリケーション - 作成」ロールを持っていることを確認します。登録後、アプリケーションおよびデフォルト・ビューに対する所有者権限が自動的に付与されます。

    Note:

    サービス管理者はロールを割り当てます(アプリケーションのロールと権限の理解を参照)。
  • 登録するディメンションを決定します。Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementで管理する6つのディメンション・タイプ: 「勘定科目」、「カスタム」、「エンティティ」、「管轄」、「増減」および「通貨(元)」を登録できます。各ディメンション・タイプは特定のキューブに対して有効です。

    Note:

    カスタム・ディメンションの場合は、登録時に有効なキューブを選択します。Tax Reportingのアプリケーション設定およびディメンションの登録を参照してください。
    ディメンション・タイプ ディメンションに有効なキューブ
    勘定科目 Consolidation (Consol)RatesCountry by Country Reporting (CbCR)およびConfig
    エンティティ ConsolRatesCbCRおよびConfig
    管轄 ConsolCbCRおよびConfig
    増減 ConsolCbCRおよびConfig
    通貨(元) Rates

    Note:

    Consolキューブは常に作成されます。その他のキューブは、登録時に選択したアプリケーション設定に応じて作成されます。Tax Reportingのアプリケーション設定およびディメンションの登録を参照してください

    追加のキューブは作成できません。

    アプリケーションを登録すると、各ディメンションのプロパティが自動的に作成されます。標準プロパティに加えて、アプリケーション設定に応じてTax Reportingに固有の追加プロパティもいくつか作成されます。Tax Reportingアプリケーションの事前定義済プロパティを参照してください。

  • 新しいアプリケーションの場合、キューブのデータ・ストレージ・プロパティ(たとえば、PLN.Data Storage (Consol))は、アプリケーションのデフォルトのデータ・ストレージ・プロパティ(PLN.Data Storage)から派生するように自動的に設定されます。派生プロパティを参照してください。

    Note:

    既存のアプリケーションの登録を変更し、既存のキューブを編集すると、アプリケーションのデフォルトから派生するキューブのデータ・ストレージ・プロパティは自動的には設定されません。キューブ・データ・ストレージ・プロパティの値をアプリケーションのデフォルトから派生させる場合は、アプリケーション・オーバーライドを設定する必要があります。プロパティ・パラメータの編集を参照してください。

Tax Reportingアプリケーションを登録するには:

  1. 「アプリケーション」から「登録」をクリックします。
  2. 「Tax Reporting」を選択します。
  3. アプリケーション名と説明を入力します。

    Note:

    アプリケーション・リストにアプリケーション・タイプ、名前および説明が表示されます。
  4. ディメンションにローカルcsv(カンマ区切り)ファイルを使用する場合は、次のステップをスキップします。
  5. 外部アプリケーションに接続している場合は、「追加」をクリックして接続設定を定義します。複数のアプリケーション接続を追加できます。
    フィールド 有効な値 例: 外部アプリケーションへの接続

    接続名

    このアプリケーションに一意の必須の接続名を入力します。

    TRCS Cloud接続

    接続の説明

    オプションの説明を入力します。

    この接続を使用して、Tax Reportingアプリケーションに接続します。

    インスタンスの場所

    外部アプリケーションへの接続URLを次の形式で入力します。

    https://InstanceName-Cloud_Account_Name.EPM_Cloud_Family.Data_Center_Region.ocs.oraclecloud.com/Context

    管理者用スタート・ガイドサンプルのEPM Cloud URLを参照してください

    プライマリ接続

    これを外部アプリケーションへのインポートまたはエクスポートのデフォルトにする場合は、このチェック・ボックスを選択します。

     
    認証タイプ オプションを選択します:
    • 基本: 提供されたユーザー資格証明を使用して認証します。
    • OAuth: OAuth2 IDとトークンを使用して認証します。(Oracle Cloud Infrastructure (OCI) / Gen 2アーキテクチャの環境でのみ使用できます。)Cloud EPMアプリケーションでのOAuth2の使用を参照してください。
    Basic
    基本:

    アイデンティティ・ドメイン

    外部アプリケーションのアイデンティティ・ドメインを入力します(OCI (Gen 2) URLの場合は必要ありません)。

    Note:

    これは、「インスタンスの場所」で使用されるクラウド・アカウント名と同じです。
    epmid

    ユーザー名

    認可されたユーザー名を入力します

    ノート: ユーザーは外部アプリケーションのサービス管理者である必要があり、企業のSSO (アイデンティティ・プロバイダ)資格証明を使用して認証することはできません。

    tom.smith

    パスワード

    パスワードを入力します。

    xxxxxxxx

    OAuth:
    クライアントID アプリケーション接続用に作成したクライアントのクライアントID。  
    アクセス・トークン アプリケーション接続用に作成したクライアントのアクセス・トークン。  
    リフレッシュ・トークン アプリケーション接続用に作成したクライアントのリフレッシュ・トークン。  
  6. アプリケーション要約情報を確認して、「作成」をクリックします。

    Note:

    アプリケーションとデフォルト・ビューが作成され、ドラフト・モードに設定されます。デフォルト・ビュー名は、上で指定したアプリケーション名と同じです。
  7. 登録を続行します(Tax Reportingのアプリケーション設定およびディメンションの登録を参照)。