包含プロパティの例

リスト・データ型の包含プロパティの例

サブスクライブしているターゲット・ビューポイントを指定してソース内のノードに対する変更を含めるように、リスト・データ型の包含プロパティを使用する概念を示すために、Planningと連結ビューポイントの両方で変更を同期するようにサブスクリプションが設定されたGLソース・ビューポイントがあると想定します。次のように、サブスクリプション内のノードを一方または両方のビューポイントに含めるかどうかを決定するために、包含プロパティを作成できます:

  1. 次の詳細を指定して、包含プロパティとして使用する新規プロパティを作成します:
    フィールド
    テンプレート Custom.Listテンプレート
    名前 含めるアプリケーション
    説明 このノードをサブスクリプションに含めるターゲット・アプリケーションを決定します。
    レベル ノード
    デフォルト・タイプ 指定済
    デフォルト値 PlanConsol
    編集可能 True
    継承? なし
    プロパティの手動での作成を参照してください
  2. プロパティをGL (ソース)ビューポイントの適切なノード・タイプに追加します。プロパティ・パラメータの編集ノード・タイプへのプロパティの追加を参照してください。
  3. Planning (ターゲット)ビューポイントのサブスクリプションで、包含プロパティについて次を指定します:
    • 包含プロパティ: 含めるアプリケーション
    • 包含値: Plan
  4. 連結(ターゲット)ビューポイントのサブスクリプションで、包含プロパティについて次を指定します:
    • 包含プロパティ: 含めるアプリケーション
    • 包含値: Consol

これで、GLビューポイントのノードを使用するとき、含めるアプリケーション・プロパティを編集して、ターゲット・ビューポイントのサブスクリプションにノードを含めるかどうかを制御できます:

  • 含めるアプリケーション・プロパティにPlanまたはConsolの値が含まれる場合、ノードはPlanningまたは連結ターゲット・ビューポイントに追加されます。
  • 含めるアプリケーション・プロパティにPlanまたはConsolの値が含まれない場合、ノードはPlanningまたは連結ターゲット・ビューポイントから除去されます。

ブール・データ型の包含プロパティの例

ブール・データ型の包含プロパティの場合、Planningと連結ビューポイントの両方で変更を同期するようにサブスクリプションを設定したGLソース・ビューポイントを使用するシナリオに戻り、今回は、デフォルトで、GLビューポイントに追加されたノードをPlanningに自動的に追加しますが、連結管理者がノードを追加する必要があると判断しないかぎり連結には追加しません。

PlanningはTrue、連結はFalseをデフォルトに設定して2つのブール包含プロパティを作成でき、GLビューポイントからノードを含めるかどうかを決定するために、各管理者にビューポイントのプロパティへのデータ・アクセスのみを付与できます。

  1. 次の詳細を指定して、包含プロパティとして使用する2つの新規プロパティを作成します:
    フィールド プロパティ1 プロパティ2
    テンプレート Custom.Booleanテンプレート Custom.Booleanテンプレート
    名前 Planningに含める? 連結に含める?
    説明 このノードをPlanningのサブスクリプションに含めるかどうかを決定します。 このノードを連結のサブスクリプションに含めるかどうかを決定します。
    レベル ノード ノード
    デフォルト・タイプ 指定済 指定済
    デフォルト値 True False
    編集可能 True True
    継承? 選択解除 選択解除
    プロパティの手動での作成を参照してください
  2. プロパティをGL (ソース)ビューポイントの適切なノード・タイプに追加します。プロパティ・パラメータの編集ノード・タイプへのプロパティの追加を参照してください。
  3. Planningおよび連結ビューポイント管理者に、それぞれPlanningに含める?および連結に含める?プロパティへの書込みデータ・アクセスを付与します。データ・アクセスの構成を参照してください。

これで、デフォルトでは、新規ノードはPlanningビューポイントのサブスクリプションに含まれますが、連結ビューポイントのサブスクリプションには含まれません。ただし、ビューポイント管理者は、それぞれのサブスクリプションのプロパティを編集して、アプリケーションに対して特定のノードを含めたり除外することができます:

  • Planning管理者は、Planning (ターゲット)ビューポイントでノードを除外するために、PlanningサブスクリプションでPlanningに含める?プロパティをFalseに変更できます。
  • 連結管理者は、連結(ターゲット)ビューポイントにノードを含めるために、連結サブスクリプションで連結に含める?プロパティをTrueに変更できます。