抽出オプションの指定

抽出インスペクタの「オプション」タブでは、ファイルやデータのフォーマットなど、抽出ファイルを作成するためのオプションを指定できます。

抽出オプションを指定するには:

  1. 抽出インスペクタの「オプション」タブで、「編集」をクリックします。
  2. オプション: フィルタ・パラメータを定義します。
    • ノード・フィルタ: 「式の定義」 式の定義をクリックして式ビルダーを開き、抽出するノードを選択するための式を定義します。式はブール値を返す必要があり、フィルタ式がtrueのノードのみ抽出に含まれます。式を使用したカスタム・ビジネス・ロジックの定義を参照してください

      注:

      世代抽出の場合、ノード・フィルタは祖先に適用されません。
    • 祖先フィルタ(世代抽出のみ): 「式の定義」 式の定義をクリックして式ビルダーを開き、抽出する祖先ノードをフィルタするための式を定義します。フィルタ式がtrueの祖先ノードのみが抽出に含まれます。これによって世代抽出のレベルを少なくして、階層のレベルが多すぎる場合に少ない深さでバランスがとれるようにすることができます。式を使用したカスタム・ビジネス・ロジックの定義を参照してください

      オプション: 「X」をクリックしてノードまたは祖先式フィルタを除去します。

    • フィルタ・ロジック(増分抽出のみ): フィルタ・ロジックを包含フィルタ(つまり、フィルタに一致するノードのみを抽出に含める)または除外フィルタ(フィルタに一致するノードを抽出から除外する)のどちらとして使用するかを選択します。
    • 親の再接続(リンク抽出には使用できません): 抽出で親を再接続するかどうかを選択します。抽出での親の再接続を参照してください。

      注:

      世代抽出の場合、「親の再接続」は常に有効になっており、変更できません。

    • 暗黙共有ノードの除外(階層ビューポイントからの抽出にのみ使用でき、リンク抽出には使用できません): 階層内の異なる場所にある同じ親の下ですでに処理されたノードを除外するかどうかを選択します。共有ノードの理解を参照してください。

      ヒント:

      祖先、継承値または位置指定ロジックを使用するデフォルトの派生値などの位置情報を抽出している場合は、暗黙共有ノードの除外の回避が必要になることがあります。

  3. ファイル・フォーマット・オプションを定義します:

    表30-3 ファイル・フォーマット・オプション

    フィールド 説明
    区切り文字(テキスト・ファイル・タイプの抽出のみ) テキスト文字列を区切る文字。次のオプションのいずれかを選択します。
    • カンマ
    • スペース
    • タブ
    • 指定済: 「区切り文字」フィールドに区切り文字を入力します。区切り文字として最大10文字まで複数の文字を入力できます。)

      注:

      先頭と末尾の空白文字がサポートされます。たとえば、カンマ区切り文字の後にスペースを追加すると、抽出では、"A,B,C"ではなく"A, B, C"と表示されます。
    • なし - 固定幅(全体抽出でのみ使用可能): 区切り文字ではなく固定列幅を使用して抽出出力をフォーマットします。抽出での固定幅出力を参照してください。
    カンマ
    改行スタイル(テキスト・ファイル・タイプの抽出のみ) 次の行に進む文字

    CR+LF (Windows)

    CRのみ(Mac)

    LFのみ(Linux)

    引用符列(区切り文字が「なし - 固定幅」に設定されている場合、適用されません) 引用符文字が必要な列:
    • なし
    • すべての列
    • 値ごとに必要に応じて: (デフォルト)次のような特殊文字を含む列に引用符文字を追加します:
      • 区切り文字
      • 引用符文字
      • 改行文字

    注:

    引用オプションは、カスタム・ヘッダーおよびフッターに適用されません。
    なし
    引用符文字 引用符列を示すのに使用される文字 一重引用符
    Nullキーワード ファイル内のnull値を置き換えるキーワード 空白
    定義済の空文字列キーワード ファイル内の定義済の空の値を置き換えるキーワード データなし
    最上位ノード・キーワード 階層における最上位ノードの親列のプロパティ値に使用されるキーワード。

    これを指定しない場合、最上位ノードの親列に空白の値が出力されます。

    ルート
    ピボット区切り文字 文字列データ型のプロパティの場合のみ、ピボットする文字列を区切る文字。値を選択するか、または「指定済」を選択して区切り文字を入力します。複数の文字を区切り文字として最大10個まで入力でき、タブなどの空白文字を使用できます。 カンマ
    列ヘッダー・レコードを含める ファイルの始まりにヘッダー・レコードを含めるインジケータ 選択済
    カスタム・ヘッダーを含める 選択してカスタム・ヘッダー・レコードを含めます

    選択した場合は、含めるカスタム・ヘッダーを入力します。カスタム・ヘッダーには代替パラメータを挿入できます。後続のカスタム・ヘッダーおよびフッターでの代替パラメータの使用を参照してください。

    生成された列ヘッダー・レコードも使用している場合は、生成された列ヘッダーの前または後にカスタム・ヘッダーを配置するかどうかを指定します。

    BOF (ファイルの始まりインジケータ)
    カスタム・フッターを含める 選択してカスタム・フッター・レコードを含めます

    選択した場合は、含めるカスタム・フッターを入力します。カスタム・フッターには代替パラメータを挿入できます。次のカスタム・ヘッダーおよびフッターでの代替パラメータの使用を参照してください。

    EOF (ファイルの終わりインジケータ)
    ノード・タイプにプロパティがない場合はNull 抽出するノードのノード・タイプでプロパティを使用しない場合、継承された値またはデフォルト値のアプリケーション・オーバーライド設定ではなく、null値がそのプロパティに対して出力されるように指定する場合に選択します。

    Nullキーワードが指定されている場合は、そのキーワードがプロパティに対して出力されます。

    選択済
  4. データ・フォーマット・オプションを定義します:

    表30-4 データ・フォーマット・オプション

    フィールド 説明
    負数の符号 負の値を示す文字 カッコ
    3桁ごとの区切り文字 数値を3桁ごとに区切る文字 カンマ
    小数点 数値の小数を区切る文字

    注:

    両方の区切り文字に同じ文字は使用できません。一方の区切り文字に選択した文字は、もう一方の区切り文字のドロップダウン・メニューから除去されます。

    ドット
    ブール値

    抽出するのがブール・プロパティの実際の値か、表示される値か、または指定した値かを指定します。

    注:

    「指定済」を選択した場合は、TrueおよびFalseを表す値を入力します。いずれかのオプションに空白値を入力できます。

    指定済

    • Trueの値を指定: IC_INTERCOMPANY_YES
    • Falseの値を指定:
    許容値プロパティ

    抽出するのが許容値プロパティの実際の値か、または表示される値かを指定します。

    表示
    タイム・ゾーン

    抽出のタイムゾーン

    UTC
    日付フォーマット

    ドロップダウン・メニューから日付フォーマットを選択するか、または「指定済」を選択して日付フォーマットを入力します。

    注:

    日付のフォーマット用記号を参照してください。
    MM/dd/yyyy
    時間フォーマット

    ドロップダウン・メニューから時間フォーマットを選択するか、または「指定済」を選択して時間フォーマットを入力します。

    注:

    「日付/時間の例」フィールドには、選択または指定する日付と時間のフォーマットが表示されます。

    HH:mm:ss
  5. 「保存」をクリックします。

注:

「タイム・ゾーン」「日付フォーマット」および「時間フォーマット」は、抽出レベルで保存されます。これは、実行するユーザーのロケールに関係なく、抽出の時間ゾーンおよびフォーマットが常に同じであることを意味します。

抽出での固定幅出力

「区切り文字」フィールドで「なし - 固定幅」を選択して、抽出ファイルの列を決定するために抽出で区切り文字のかわりに固定列幅を使用することを指定します(全体抽出の場合のみ使用可能)。

各列の幅は、次のように決定されます:

表30-5 列タイプ別の列の幅

列タイプ 幅(文字数)
特殊列
定数 定数の長さ
抽出実行ID 36
抽出タイムスタンプ 抽出オプションの日時フォーマットに基づきます
反転レベル 4
レコード番号 8
ユーザー名 32
プロパティ列
ブール プロパティのデータ型表示に基づきます:
  • Y/N、T/F、1/0: 1
  • Yes/No: 3
  • True/False: 5
日付 抽出オプションの日付フォーマットの最大長
浮動小数点 最大値の長さ(3桁ごとの区切り文字および小数点以下の桁数+1を含む)。

最大値がない場合、長さは16に設定されます。

整数 最大値の長さ(3桁ごとの区切り文字を含む)。

最大値がない場合、長さは16に設定されます。

リスト 255
メモ 最大値の長さ。

最大値がない場合、長さは1024に設定されます。

ノード・リスト 255
ノード ターゲット・ノード・タイプのCore.Nameプロパティの最大長。

最大値がない場合、長さは250に設定されます。

数値文字列 最大値の長さ。

最大値がない場合、長さは32に設定されます。

シーケンス パディング値の長さ。

パディング値がない場合、長さは40に設定されます。

文字列 文字列値の最大長。

最大長がない場合、長さは1024に設定されます。

タイムスタンプ 抽出オプションの日時フォーマットの最大長(日付と時間の間のスペースを含む)。

注:

固定列幅より短い値にはスペース文字が埋め込まれます。固定列幅よりも長い値は切り捨てられます。

カスタム・ヘッダーおよびフッターでの代替パラメータの使用

カスタム・ヘッダーおよびフッターには代替パラメータを入力できます。抽出を実行すると、パラメータの値が抽出に挿入されます。たとえば、カスタム・フッターに<%Date%>を入力し、抽出を実行すると、抽出が実行された日付がフッターに挿入されます。

ヒント:

代替パラメータでは大文字と小文字が区別されません。

次の代替パラメータを使用できます:

  • <%Date%>: タイム・ゾーンとフォーマットの抽出設定に基づいて、抽出が実行された日付を返します。タイム・ゾーンが設定されていない場合は、UTCが使用されます。
  • <%ExtractName%>: 抽出の名前を返します。
  • <%FileName%>: 抽出ファイルの名前を返します。
  • <%Time%>: タイム・ゾーンとフォーマットの抽出設定に基づいて、抽出が実行された時刻を返します。タイム・ゾーンが設定されていない場合は、UTCが使用されます。
  • <%Timestamp%>: タイム・ゾーンとフォーマットの抽出設定に基づいて、抽出が実行された日付と時刻の組合せを返します。
  • <%TimeLabelName%>: ビューポイントに関連付けられている時間ラベルの名前を返します。

    注:

    このパラメータは、履歴時間ラベルがある時間ラベル付きビューポイントを使用する抽出にのみ使用できます。プライベート時間ラベルが使用可能な場合、その時間ラベル名が抽出に挿入されます。それ以外の場合は、パブリック時間ラベル名が挿入されます。
  • <%TimeLabelTimestamp%>: タイム・ゾーンおよびフォーマットの抽出設定に基づいて、ビューポイントに関連付けられている時間ラベルのタイムスタンプを返します。

    注:

    このパラメータは、履歴時間ラベルがある時間ラベル付きビューポイントを使用する抽出にのみ使用できます。プライベート時間ラベルが使用可能な場合、その時間ラベル・タイムスタンプが抽出に挿入されます。それ以外の場合は、パブリック時間ラベル・タイムスタンプが挿入されます。
  • <%Username%>: 抽出を実行するユーザー名を返します。
  • <%UserFirstName%>: 抽出を実行するユーザーの名を返します。
  • <%UserLastName%>: 抽出を実行するユーザーの姓を返します。
  • <%UserEmail%>: 抽出を実行するユーザーの電子メール・アドレスを返します。
  • <%RecordCount%>: 抽出されたレコード数を返します。このカウントでは、ヘッダー行とフッター行はレコード数から除外されますが、最後に使用されたレコード数と一致するようにピボットされた行は含まれます。

    注:

    このパラメータはカスタム・フッター行でのみ使用できます。カスタム・ヘッダーにレコード数を挿入することはできません。
  • <%AppVersion%>: Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementのリリース番号を返します(例: "Oracle EDM Cloudリリース25.09")。