importLibraryArtifact

アーカイブまたはファイルからNarrative Reportingライブラリにライブラリ・アーティファクトをインポートします。

このコマンドを実行する前に、uploadFileコマンドを使用してソース・アーカイブまたはファイルを環境にアップロードします。

適用対象

Narrative Reporting

必要な役割

「サービス管理者」「パワー・ユーザー」「ユーザー」「参照者」

「パワー・ユーザー」「ユーザー」「参照者」を持つユーザーには、ACLを介して追加のセキュリティが付与される必要があります

使用方法

epmautomate importLibraryArtifact SOURCE_FILE [errorFile=ERROR_FILE.txt] [importFormat=Native|File] [importFolder=FOLDER_PATH] [ importPermission=true|false] [overwrite=true|false]。ここで:
  • SOURCE_FILEは、ライブラリにインポートするアーティファクトが含まれているアーカイブの名前です。このファイルは受信ボックスで使用可能であることが必要です。
  • errorFileはオプションで、インポート関連のエラーを格納するテキスト・ファイルの一意の名前です。
  • importFormatはオプションで、次のいずれかを使用します:
    • Nativeは、exportFormat=Nativeオプションを指定したexportLibraryArtifactコマンドを使用して作成されたzipファイルからアーティファクトをインポートします。これがデフォルト値です。
    • Fileは、バイナリ・ファイルをインポートします。

    注:

    importSnapshotコマンドを使用して、ライブラリ・アーティファクトzipファイル(exportFormat=LCMオプションを指定したexportLibraryArtifactコマンドを使用して作成)をFinancial Consolidation and ClosePlanningPlanningモジュールまたはTax Reporting環境にインポートします。
  • importFolderはオプションで、インポートされたアーティファクトを格納するライブラリの場所です。この場所がLibrary (デフォルトのインポートの場所)と異なる場合は、このパスを指定します。
  • importPermissionは、アーティファクトに設定されたアクセス権限をインポートするかどうかを指定します。デフォルトはFalseです。
  • overwriteは、指定したライブラリの場所で同じ名前のアーティファクト(ある場合)を上書きするかどうかを指定します。デフォルトはFalseです。これは、インポートの場所に同じ名前のアーティファクトが存在する場合、アーティファクトがインポートされないことを意味します。

インポートの完了時に、downloadFileコマンドを使用して、エラー・ファイルをローカル・コンピュータにダウンロードします。

  • バイナリ形式のファイルをインポートします:

    epmautomate importLibraryArtifact newReports.doc errorFile=report_imp_errors.txt importFormat=File importFolder="Library/My Reports" importPermission=true overwrite=true

  • エクスポートされたzipファイルからアーティファクトをインポートします:

    epmautomate importLibraryArtifact newReports.zip errorFile=report_imp_errors.txt importFormat=Native importFolder="Library/My Reports" importPermission=true overwrite=true

  • エクスポートされたzipファイルからFinancial Consolidation and ClosePlanningPlanningモジュールまたはTax Reporting環境にレポートをインポートします:

    epmautomate importSnapshot newReports.zip