setIPAllowlist

OCI (Gen 2)環境で、Oracle Enterprise Performance Management Cloudへのアクセスを許可するIPアドレスおよびClassless Inter-Domain Routing (CIDR)の許可リストを構成します。このコマンドは、IPv4アドレスとCIDRを追加または削除します。

このコマンドによって、OCI (Gen2)でホストされているEPM Cloud環境の許可リストを構成するためのセルフサービス方式が提供されます。

Note:

このコマンドを使用してクラシック環境の許可リストを構成することはできません。クラシック環境の場合は、マイ・サービス(クラシック)のサービス詳細画面を使用して、ユーザーがEPM Cloud環境にアクセスする方法を制御する許可リストまたは拒否リストのルールを作成します。

適用対象

PlanningPlanningモジュールフリーフォームFinancial Consolidation and CloseTax ReportingAccount ReconciliationProfitability and Cost ManagementEnterprise Profitability and Cost ManagementOracle Enterprise Data Management CloudNarrative ReportingSales PlanningおよびStrategic Workforce Planning

必要な役割

サービス管理者

使用方法

epmAutomate setIPAllowlist add|remove FILE_NAME.txt。ここで:
  • add: テキスト・ファイルにリストされているIPアドレスとCIDRを許可リストに追加します。
  • remove: テキスト・ファイルにリストされているIPアドレスとCIDRを許可リストから削除します。
  • FILE_NAME: 許可リストに対して追加または削除するIPアドレスおよびCIDRをリストするテキスト・ファイルの名前です。ファイルの各エントリを改行文字で区切る必要があります。このファイルを環境にアップロードするには、uploadFileコマンドを使用します。ファイル内の各行は、次の形式のIPv4アドレスまたはCIDRである必要があります:
    xxx.xxx.xxx.xxx
    xxx.xxx.xxx.xxx/n
    

    Note:

    • IPv4 IPアドレスのみがサポートされています。
    • 個々のIPアドレスではなく、CIDR形式を使用して、連続した範囲のIPアドレスを指定します。
    • 任意のIPアドレスからのアクセスを許可する許可リストを無効にするには、getIPAllowlistコマンドを使用して、既存のすべてのIPアドレスおよびCIDRをファイルに書き込みます。ファイルを環境にアップロードし、次の例に示すようにremoveオプションを指定してこのコマンドを実行します:
      epmAutomate getIPAllowlist > myRemoveList.txt
      epmAutomate uploadFile myRemoveList.txt
      epmAutomate setIPAllowlist remove myRemoveList.txt
      

  • 許可リストにIPアドレスおよびCIDRを追加する:
    epmAutomate setIPAllowlist add myAddList.txt
  • 許可リストからIPアドレスを削除する:
    epmAutomate setIPAllowlist remove myRemoveList1.txt