障害回復の要件を満たすために、Oracle Enterprise Performance Management Cloudには、環境を稼働状態に復元し、それによってほぼ即時の目標回復時間を達成するセルフサービス・オプションが用意されています。障害回復環境を自動的に最新に保つセルフサービス・オプションについてさらに学習するには、Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作のEPM Cloud環境のレプリケートを参照してください。
質問と回答
毎日、スケジュールされたメンテナンス時間にスナップショットが取得されます。次の情報ソースを参照してください。
コンテンツの適切なセキュリティ、保護およびバックアップを確保することはお客様単独の責任です。スナップショットをセカンダリ・バックアップとしてローカル・マシンにコピーすることをお薦めします。環境内のスナップショットは毎日上書きされます。履歴を保持するには、コピーをローカルに取得する必要があります。WindowsまたはLinuxバッチ・スクリプトを使用して、自動化されたスナップショット・バックアップを実行できます。サンプル・スクリプトは、Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作のアプリケーション・スナップショットのコンピュータへのバックアップを参照してください。オラクル社では、お客様が他の形でアプリケーションを復元することを支援できる場合があります。詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudオペレーション・ガイドの環境の古いバックアップ・スナップショットのリクエストを参照してください。
スナップショットは同じ環境に3日間保管され、その後、本番環境のスナップショットがオフサイトでアーカイブされます。オラクル社は、テスト環境のスナップショットはアーカイブしません。選択したスナップショットを保管およびアーカイブできます。お客様に表示されるスナップショットは常に、最後のメンテナンス中に取得されたスナップショットです。
スナップショットの復元は、ベスト・エフォート原則に基づきます。復元時間は障害のタイプによって異なります。
この情報は、SaaSホスティングおよびデリバリのピラー・ドキュメントに記載されています。スナップショットの復元は、ベスト・エフォート原則に基づきます。
はい。回復された環境には、環境で使用可能な最後のスナップショットが反映されます。最後のメンテナンス・スナップショットの作成後に加えられた変更は失われます。
スナップショットをプライマリ環境から別個のセカンダリ環境に毎日コピーするEPM自動化スクリプトを作成できます。セカンダリ環境に適切な役割が割り当てられた同一のユーザーがすでにある場合は、ほぼ瞬時にユーザーをセカンダリ環境に移動できます。使用可能なデータには、セカンダリ環境への最後のインポートが反映されます。最後のインポートが日次メンテナンス・スナップショットであった場合は、最大で24時間前になることがあります(それよりも頻繁にスナップショットが取得され、セカンダリ環境にインポートされる場合を除きます)。
いいえ。メンテナンスの進行中にユーザーが環境にアクセスすることは許可されていません。環境の日次メンテナンス中にはコールド・バックアップが取得されます。
必要なときにいつでも環境をバックアップできます。作成した、スケジュールされていないスナップショットはホット・バックアップとして取得されます。