環境の古いバックアップ・スナップショットのリクエスト

メンテナンス・スナップショット(Narrative Reporting以外の環境についてはArtifact SnapshotNarrative ReportingについてはEPRCS_Backup.tar.gz)を毎日ダウンロードして保管することによって、バックアップ・スナップショットを作成することはお客様の責任です。

サブスクリプションの保持における責任の詳細は、Oracle Cloud Hosting and Delivery Policiesを参照してください。

EPM自動化を使用してバックアップ・プロセスを設定できます。日次メンテナンス・スナップショットをバックアップするプロセスの自動化の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作アプリケーション・スナップショットのコンピュータへのバックアップを参照してください。

まれに、オラクル社が古いバックアップを提供できる場合があります。

注:

  • クラシック環境: オラクル社は、過去3日間のみの特定の日付からの本番およびテスト環境のバックアップを提供できます。

    本番環境についてのみ、オラクル社は、過去60日間からのバックアップ・スナップショットを提供できます。ただし、その期間内の特定の日付からのバックアップを利用できない場合もあります(過去3日間を除く)。毎週1回、オラクル社は過去3日間より古いバックアップ・スナップショットをアーカイブします。これらのアーカイブは、過去60日間保持されます。

  • OCI (Gen 2)環境: OCI (Gen 2)環境の毎日の保守によって作成されたアーティファクトのスナップショットは、Oracle Object Storageに毎日アーカイブされます。本番環境のバックアップは60日間保持され、テスト環境のバックアップは30日間保持されます。OCI (Gen 2)環境は、listBackupsrestoreBackup EPM自動化コマンドを使用してセルフサービス操作をサポートし、利用可能なバックアップ・スナップショットをオブジェクト・ストレージから環境にコピーします。

    EPM自動化を使用してバックアップ・スナップショットをコピーできない場合、オラクル社は、過去60日間の特定の日付からの本番環境のバックアップのみを提供できます。オラクル社は、過去30日間のみの特定の日付からのテスト環境のバックアップを提供できます。

バックアップ・スナップショットをオラクル社にリクエストするには:

  • バックアップ・スナップが必要な環境から、フィードバックの提供の送信資料を作成します。フィードバックの提供の送信資料の作成を参照してください。
  • 技術的サービス・リクエストを作成します。技術的サービス・リクエストの送信を参照してください。サービス・リクエストで、次を指定します:
    • フィードバックの提供参照番号
    • バックアップ・スナップショットが必要な日付。
    • バックアップ・スナップショットが必要な理由。

リクエストした日付のスナップショットが利用可能な場合、オラクル社はそれを本番環境にコピーします。EPM自動化コマンドまたは同等の移行画面を使用して、次のタスクを完了できます:

  • バックアップ・スナップショットの表示(listFilesコマンドを使用)。
  • ローカル・コンピュータへのスナップショットのダウンロード(downloadFileコマンドを使用)。
  • 環境の再作成およびバックアップ・スナップショットを使用したその復元
    • epmAutomate recreate -fを使用して、環境の再作成後にスナップショットが保持されていることを確認します。removeAll=trueオプションを使用しないでください(スナップショットは削除されます)。詳細は、recreateコマンドを参照してください
    • Narrative Reporting以外のビジネス・プロセスの場合: epmAutomate importSnapshot SNAPSHOT_NAMEを使用して、スナップショットをインポートします。詳細は、importSnapshotコマンドを参照してください。
    • Narrative Reportingの場合のみ:
      1. ダウンロードしたスナップショットの名前をEPRCS_Backup.tar.gzに変更します。
      2. Narrative Reportingto_be_importedの場所にスナップショットをアップロードします。

        EPRCS_Backup.tar.gzをアップロードするには、epmAutomate uploadFile EPRCS_Backup.tar.gz to_be_importedを使用します。詳細は、uploadFileコマンドを参照してください。

        アップロードしたEPRCS_Backup.tar.gzは、環境の次回のメンテナンス中にインポートされます。