容量の増加のリクエスト

パフォーマンスの問題がある場合は、常に、このドキュメントの適切な項を参照して、それらの問題をトラブルシューティングしてください。自分で問題を解決できない場合は、オラクル社にお問い合せください。

たとえば、ビジネス・ルールが期待したとおりに機能していない場合、ビジネス・ルールのエラーおよびパフォーマンスのトラブルシューティングの手順に従って問題を修正するか、オラクル社に報告します。まれに、問題の原因が環境でのリソース(処理ユニット、メモリー、キャッシュなど)の不足である場合は、環境のレビューで環境がすでにベスト・プラクティスに準拠していると判断されると、リソースが増加されます。

ほとんどの場合、リソースを増加しても、環境のパフォーマンスの向上には役立ちません。アクティビティ・レポートで識別されるCPUやメモリーの使用率が100%に近い場合、CPUおよびメモリーをさらに追加しても必ずしもパフォーマンスの向上につながることを意味しません。たとえば、設計で非常に高いCPUスレッド数リクエストを作成した場合です。

リソースの増加が役立つと考えられる場合は、環境に対してリソースを増加するようにオラクル社にリクエストします。

  1. オプション: Fiddlerトレースを生成します

    全体的なパフォーマンスが予想よりも低い場合は、セッションのFiddlerトレースを生成します。

    Fiddlerを使用した診断情報の取得を参照してください。

    HTTPSトラフィックを取得するためのFiddlerの構成については、この概要ビデオをご覧ください。

    ビデオ・アイコン 概要ビデオ

    セッションのFiddlerトレース・ファイルを生成できない場合に、ブラウザを使用してネットワーク・トレースを収集する方法は、ブラウザを使用したネットワーク・パフォーマンス・トレースの収集を参照してください。

  2. フィードバックの提供の送信資料を作成します。オプションで、アプリケーション・スナップショットの送信に同意して、オラクルが環境のメンテナンス・スナップショットにアクセスすることを許可します。フィードバックの提供の送信資料の作成を参照してください。
  3. フィードバックの提供の参照番号を識別する技術的サービス・リクエストを作成します。技術的サービス・リクエストの送信を参照してください。サービス・リクエストには、次の追加情報が含まれている必要があります:
    • 予想より時間がかかるアクティビティの詳細。
    • Fiddlerトレース・ファイルまたはネットワーク診断HARファイル(ステップ1で作成した場合)。
    • アクティビティが以前は予想どおりに実行されていた場合は、許容できるパフォーマンスであったときの日付、時間およびタイム・ゾーン。
    • パフォーマンスが許容できるものであった最後の時点の環境のスナップショット(可能な場合)。
    • 許容できるパフォーマンスであった時点以降に実施したアプリケーションの変更。
    • これはクリティカルな停止かどうか。

環境のレビューで問題の原因が容量不足であると判断された場合、オラクル社は環境の容量を増やします。容量を増やすには、環境をホストするオペレーティング・システムを再起動する必要があるため、容量を増やすことができる日時について、サービス・リクエストを介してオラクル社と調整します。