Oracle Smart View for OfficeのNarrative Reportingのリボンの「使用可能なコンテンツ」ボタンを使用して、参照ファイルから使用可能なコンテンツを迅速かつ簡単に作成できます。
「使用可能なコンテンツ」ボタンを使用して、Excelで選択した範囲に基づいて、基礎となる名前付き範囲が自動的に作成されます。新しいコンテンツに名前とオプションの説明を適用するのみで済みます。
Note:
参照ファイルとして使用する予定のExcelファイルには、名前付き範囲が少なくとも1つ必要です。範囲は単純なもの(単一のセルなど)にできます。使用可能なコンテンツとして使用する予定の範囲である必要はありません。名前付き範囲の定義については、参照ファイルの名前付き範囲の定義を参照してください。
まだ登録していない場合は、参照ファイルのドックレットへの登録の説明に従ってExcelファイルをドックレットに登録し、ステップ6を省略します。このトピックの手順を使用して使用可能なコンテンツを作成する場合は、このステップを実行する必要はありません。
ドックレットはチェックアウトしないでください。「使用可能なコンテンツ」ボタンはドックレットがチェックインされている場合にのみ有効になります。
リファレンス・ドックレットがExcelで開きます。WordまたはPowerPointでレポート・パッケージを開いた場合、リファレンス・ドックレットを開くとExcelが起動します。
レポート・パッケージ・パネルでドックレットを選択し、「プロパティ」をクリックして「プロパティ」ダイアログ・ボックスを開くこともできます。
次の例では、Inventory Trend.xlsxをクリックすると、Inventory Trend.xlsxという名前のExcelファイルが起動します。
Inventory Trend.xlsx
Narrative Reportingのリボンでは、「アップロード」ボタン(参照ファイルを起動したドックレットはチェックアウトされないため、無効になります)と「使用可能なコンテンツ」ボタン(有効な状態)の2つのボタンのみが表示されていることに注意してください。
「使用可能なコンテンツ」ボタンが有効になっていない場合は、参照ファイルが登録されているドックレットがチェックインされていることを確認し、Excelを閉じて前のステップを繰り返します。
範囲は、表またはグラフィック(チャートなど)にできます。チャートを選択する場合は、チャートの上下の空白行を選択するようにします。
「新規の使用可能なコンテンツの定義」ダイアログが起動します:
選択した範囲は、デフォルトでExcel範囲テキスト・ボックスに入力されます。有効な範囲を入力することもできます。
新しいコンテンツは、WordまたはPowerPointのドックレットに埋め込むことができます。
「使用可能なコンテンツ」ボタンを使用して使用可能なコンテンツを作成している場合、「表のコンテンツを自動的にサイズ変更」オプションは表示されません。このオプションは、Excelの表またはグリッドから(チャートからではなく)作成されたコンテンツに適用されます。このオプションを無効にするには、使用可能なコンテンツを編集し、オプションを解除する必要があります。
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