参照ファイルのドックレットへの登録

参照ファイルをチェックアウト済ドックレットに追加し、必要に応じて個別に使用可能コンテンツをドックレット全体に埋め込むには、2つのパートから成るプロセスを実行します。

このトピックの手順では、参照ファイルからのコンテンツをチェックアウト済ドックレットに登録する方法を説明します。登録された参照ファイルからのコンテンツの埋込み手順は、ドックレットの参照ファイル・コンテンツの埋込みを参照してください。

注:

開始する前に、参照ファイルの名前付き範囲の定義の説明に従い、Excelの名前の管理機能を使用して、ターゲット参照ファイルに範囲を設定しておく必要があります。このトピックの手順を実行するときは、Excelファイルを閉じる必要があります。

1つの手順で、使用可能なコンテンツを追加し、コンテンツを埋め込むこともできます。詳細は、参照ファイルからの使用可能なコンテンツの追加および埋込みを参照してください。

参照ファイルをドックレットに登録するには:

  1. レポート・パッケージを開いていない場合は開き、参照ファイルを登録するドックレットを開いてチェックアウトします。
  2. 「Narrative Reporting」リボン「検査」をクリックして、「プロパティ」ダイアログ・ボックスを開きます。


    「Performance Reporting」リボンの「検査」ボタン

    レポート・パッケージ・パネルでドックレットを選択し、「プロパティ」をクリックして「プロパティ」ダイアログ・ボックスを開くこともできます。

  3. 「プロパティ」で、「埋込みコンテンツ」タブ(「埋込みコンテンツ」タブ)をクリックし、「使用可能なソース」リンクをクリックします。
  4. 「埋込みコンテンツ」ダイアログの「使用可能なソース」タブで参照ファイルをドックレットに追加するための「追加」ボタンで、プラス記号に似ていますをクリックし、「参照ファイルの追加」ダイアログで「ファイルの選択」ボタンをクリックします。
  5. 参照ファイルとして登録するExcelファイルに移動してファイルを選択し、「開く」をクリックして「参照ファイルの追加」ダイアログに戻ります。

    「ソース・オブジェクト」の下に、Excelファイルの名前付き範囲がリストされます。これらの範囲は使用可能なコンテンツとして選択可能で、後で埋め込むことができます。たとえば、図24-24では、選択されたExcelファイルCurrent Data.xlsxに5つの名前付き範囲が含まれています。したがって、これらの名前付き範囲を使用可能なコンテンツとして選択し、後でドックレットに埋め込むことができます。

    図24-24 名前付き範囲ソース・オブジェクトがリストされている「参照ファイルの追加」ダイアログ・ボックス

    「埋込みコンテンツ・ファイルの追加」ダイアログ・ボックスに、選択された参照ファイルからの名前付き範囲が5つ表示されており、これらは使用可能なコンテンツとしてドックレットに登録できます。

    これらの範囲は、前述の参照ファイルの名前付き範囲の定義で名前付き範囲として指定されたものです。

  6. ドックレットに埋込み可能にする範囲名(チェック・ボックスではなく)をクリックします。

    クリックする範囲名の横に表示されているチェック・マークは、その範囲がドックレットに登録されていることを示します。たとえば、図24-25では、ドックレットに登録する"Actual"という名前の範囲を選択しました。

    「ソース・オブジェクト」にリストされている範囲はいくつでも選択できますが、このシナリオでは1つのみ選択しています。

    図24-25 範囲名をクリックした後の「参照ファイルの追加」ダイアログ

    「埋込みコンテンツ・ファイルの追加」ダイアログ・ボックスに、ドックレットに登録するために選択された使用可能な範囲が表示され、Actualという名前の範囲が選択されています
  7. 「OK」をクリックして「参照ファイルの追加」ダイアログ・ボックスを閉じます。

    「プロパティ」ダイアログの「埋込みコンテンツ」タブに戻ります。次に示すように、参照ファイルがドックレットに登録されました 図24-26

    図24-26 登録済参照ファイルが表示された「プロパティ」ダイアログの「埋込みコンテンツ」タブ

    ドックレットに登録された参照ファイルがリストされている「プロパティ」ダイアログの「埋込みコンテンツ」タブ

    この時点で、このダイアログ・ボックスから、ドックレットへのコンテンツの埋込みを選択できるようになります。ただし、この手順で説明しているのは、コンテンツの登録のみです。登録された参照ファイルからの使用可能コンテンツの埋込み手順については、ドックレットの参照ファイル・コンテンツの埋込みを参照してください。

  8. オプション: 現在のドックレットに登録する他の参照ファイルについて、ステップ3から開始するステップを繰り返します。
  9. Excelファイルを参照ファイルとして現在のドックレットに登録し終えた後は、「プロパティ」ダイアログの右上隅にある「X」をクリックして閉じます。
  10. ドックレットをアップロードしてチェックインします。
  11. オプション: この手順全体を繰り返して、レポート・パッケージの他のドックレットに参照ファイルを登録します。