ドックレットの参照ファイル・コンテンツの埋込み

参照ファイルのドックレットへの登録で、レポート・パッケージ外のExcelファイルから名前付き範囲を使用可能なコンテンツとして登録し、そのExcelファイルを参照ファイルとしました。参照ファイルは、ネットワーク・ドライブまたはローカル・ドライブに配置できます。

参照ファイルからのコンテンツをドックレットに埋め込みます。プロセスは、コンテンツをWordとPowerPointドックレットのどちらに埋め込むかにかかわらず同じです。

参照ファイルからのコンテンツをドックレットに埋め込むには:

  1. レポート・パッケージを開いていない場合は開き、以前に参照ファイルを登録したドックレットを開いてチェックアウトします。

    注:

    コンテンツを登録したドックレットに参照ファイル・コンテンツを埋め込む必要があります。他のドックレットにコンテンツを埋め込むことはできません。
  2. ドックレットで、使用可能なコンテンツを参照ファイルから埋め込むテキストの位置にカーソルを配置します。
  3. 「Narrative Reporting」リボンで、「埋込み」ボタンをクリックして、「コンテンツの埋込み」ダイアログを起動します。
  4. 「コンテンツの埋込み」で、埋込み可能なコンテンツを選択します。

    必要に応じて、使用可能なコンテンツのプレビューの説明に従って「プレビューの表示」ボタンをクリックして、選択した使用可能なコンテンツのプレビューを表示します。

    図24-27では、使用可能なコンテンツ"Actual"が選択されています。

    図24-27 「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックスで、参照ファイルからの使用可能なコンテンツが選択されています


    範囲であるOpExpsが選択された「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス
  5. 「埋込み」をクリックして、使用可能なコンテンツをドックレットに埋め込みます。

    注:

    PowerPointで、スライドに埋め込まれたコンテンツを再配置およびサイズ変更できます。サイズ変更すると、スライドのイメージの改訂された高さがリフレッシュ時に保持され、リフレッシュされたイメージはソース・オブジェクトと同じ縦横比になります。

    図24-28は、Wordドックレットに埋め込まれているExcel表を示しています:

    図24-28 Wordドックレットに埋め込まれている参照ファイルからのコンテンツ

    Wordドックレットに埋め込まれている参照ファイルからのExcel表の例
  6. オプション: ドックレットの使用可能なコンテンツ名の表示の説明に従って、ドックレットで埋込みコンテンツを選択すると、その使用可能なコンテンツの名前が表示されます。
  7. オプション: ステップ3から始まるこの手順を繰り返して、「コンテンツの埋込み」ダイアログに表示されている他の使用可能なコンテンツを現在のドックレットに埋め込みます。
  8. 終了したら、ドックレットをアップロードしてチェックインします。