サービスのモニタリング

この項では、EPM Cloud環境のモニタリングに関連する質問を示します。

サービス・パフォーマンスはどのようにモニターしますか。

サービス管理者は、履歴パフォーマンス・メトリックを提供するマイ・サービスを通じてパフォーマンスをモニターできます。サービス管理者は、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与える計算スクリプトおよびユーザー要求を特定し、アプリケーションの設計を合理化することに役立つアクティビティ・レポートも参照できます。Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイドサービスのモニタリングを参照してください。

負荷のある環境のパフォーマンス・テストを実行する方法はありますか。

replay EPM自動化コマンドを使用してシステム負荷をシミュレートし、指定した負荷がサービスにかかっているときにユーザー操作が受入れ可能であることを確認します。たとえば、高負荷のテスト環境でユーザー操作をテストして、アプリケーションをテスト環境から本番環境に移行した後でもサービスが問題なく実行されることを確認できます。

また、Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作replayコマンドの実行準備も参照してください。

Narrative Reportingにアクティビティ・レポートはありますか。

アクティビティ・レポートとアクセス・ログは、Narrative Reporting内からは使用できません。

アクティビティ・レポートおよびアクセス・ログは、生成されてNarrative Reporting環境に保存されます。downloadFile EPM自動化コマンドを使用して、それらをダウンロードできます。

また、システム監査ログ(CSVファイル)を生成して、一定期間にわたるサービスの変更を確認できます。詳細は、Narrative Reportingの管理監査の実行を参照してください。

サービス詳細はどのように表示しますか。

サービス・ステータス、稼働時間および稼働率データを表示するには、マイ・サービスを使用します。また、マイ・サービスからサービス・コンソール、環境およびOracleストアにアクセスできます。

Oracle Cloudの管理とモニタリングマイ・サービスでのサービス詳細の表示に関する項を参照してください。

停止に関連する通知はどのようにモニターしますか。

マイ・サービスの通知ページを使用して、オラクル社がサービス・メンテナンスのためにスケジュールしている進行中のサービス停止および計画済のサービス停止をモニターします。通知のリストは、フィルタおよびソートできます。

Oracle Cloudの管理およびモニタリング通知のモニタリングを参照してください。

権限を持つユーザーのみがEPM Cloud環境にアクセスできることをどのように保証しますか。ユーザーが組織のVPNを使用してのみ接続できることをどのように保証しますか。

許可リストまたはブロックリストを使用して、EPM Cloud環境へのアクセスを制御します。次の情報ソースを参照してください。

EPM Cloudでデータ・サイズに制限はありますか。

詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイドの次のトピックを参照してください:

ファイルとスナップショットの保持制限はどの程度ですか。

作成したファイルとスナップショットまたは環境にアップロードしたファイルとスナップショットは、60日後に削除されます。日次メンテナンス・プロセスでは、環境をモニターして60日より古いスナップショットが自動的に削除されます。残りのすべてのスナップショットの合計サイズが150 GBを超える場合、スナップショットの合計サイズが150 GB未満になるまで、過去60日間に作成され、作成後48時間が経過しているスナップショットが削除されます。サイズに関係なく、日次メンテナンス・スナップショットが削除されることはありません。

Narrative Reporting以外のビジネス・プロセスでは、deleteFile EPM自動化コマンドを使用して、環境から不要なファイルを削除できます。