アクティビティ・レポートでのASO取得式統計の確認

アクティビティ・レポートのアクセス方法および使用方法の詳細は、『Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイド』アクティビティ・レポートの使用を参照してください。

アクティビティ・レポートの15秒を超えて最も長く実行された上位10件のEssbase問合せセクションで使用可能なASO取得メトリックを確認して、ASOデータ取得を完了するために必要な式の実行が最適であるかどうかを評価します。具体的には、次のメトリックの値を評価してください:

  • ullFormulaExec。取得を完了するために必要な式の実行の数を示します。この数値が大きい場合は、ullFormulaMissingおよびullFormulaExecOOTを確認してください。

    また、アウトラインを圧縮し、出力を表示して、複雑と示されている式でNonemptymemberまたはNonemptytuple設定を使用することで効果を得ることができるかどうかを確認します。

  • ullFormulaMissing。値が#missingに設定されている、取得を完了するために必要な式の実行の数を示します。この数値が大きい場合は、すべてのメンバー式を確認して、NonemptymemberまたはNonemptytuple文を使用できるかどうかを検証します。

    また、アウトラインを圧縮し、出力を表示して、複雑と示されている式でNonemptymemberまたはNonemptytuple文を使用することで効果を得ることができるかどうかを確認します。

  • ullFormulaExecOOT順序が正しくないとみなされた式の実行の数を示します。通常、順序が正しくない式の実行は解決順の問題を示します。アウトラインを圧縮し、出力を表示して解決順の問題を特定し、解決します。また、式がある他のメンバーによって呼び出される、式があるメンバーの解決順を確認して、式の実行が正しい順序で行われるようにします。

ASOアウトラインの圧縮の詳細は、次を参照してください: